トランジスタ式ミニワッター
今回変更したのは位相補正コンデンサのみだが、どうせ特性を測定するのなら詳細な特性を再測定して備忘録として残しておくことにした。 諸特性を上記に示す。大幅に変わったのは高域の-3dB周波数で、195KHzから370KHzになった。出力はやはり1.9Wだった。利得…
拙トランジスタ式ミニワッターはPart4のままでPart5には改造していない。Part5はドライブ段を定電流回路に変更しているが、私のはトランス電源でツインモノ構成なので元々クロストーク特性は悪くない。抵抗1本による割り切り、潔さや簡潔さがあるのであえてP…
特性の測定結果は問題なかったので、これでいちおう完成としよう。気になる点が出てきたら音質のチューニングを行うつもり。詳細な特性測定結果はこちら。 正面から見たところ。照光式プッシュスイッチとボリュームのみのシンプルなフロントフェイス。スイッ…
ケースに天板を付けると残留ノイズがほんのすこし減る。GNDへ接続されていなくても大丈夫のようなので、フローティングのままでOKとした。 本番機の回路図を以下に示す。電源をオンして1時間くらい経った時の電圧を測定した。 天板の開け閉めだけで温度が変…
前後パネルは底板とネジで止めるところをリューターで表面のアルマイトを剥がし、導通が取れるようにした。これでパネルへのアース配線が不要になる。 照光式プッシュスイッチのLEDは抵抗内蔵で3〜6Vとなっているが、6Vを印加したら20mA流れたので、15Vなら(…
トランジスタ式ミニワッターのケース加工が終わった。 これは底板。パネルごとに分かれるので加工自体は楽。終わったあとにアルコールと布で罫書き線を拭きとった。 天板。5.5mmの穴を2cm間隔で10個開けてみた。 フロント・リアパネル。やはり大変だったのは…
トランジスタ式ミニワッターでACアダプター方式とトランス方式のパーツ価格を比較してみた。 ACアダプター方式の回路図。ACアダプターを1個という縛りで疑似±電源方式としている。また、電源オン時の突入電流でACアダプターの保護回路が働くのを防ぐために、…
そろそろ本番機の製作に移りたい。イヤホンを買いに行った時に本番機のケースを購入しておいた。いろいろ検討の末、タカチのCH7-25-17GSPにした。わざと大きめのを選んだつもりだったのだが…。 これは本番機のフロントパネルの予想図。ボリュームと照光式プ…
トランジスタ式ミニワッターは試作機を製作して聴いているがシャーシ上が寂しい。真空管ソケットの穴が開いているし、なにかを使ってお線香を灯してあげようかなあ? 真空管のヒーターを点灯させるにはヒータートランスが必要となるが、ヒーターと直列にコン…
基板での動作確認が出来たので、試作機を組んでみることにした。手っ取り早く音を聴いてみたいということもある。好みの音でなかったら安物ケースに組んでしまおう。 解体したシャーシを再利用。穴開け済だからそんなに手間がかからなかった。 内部。シール…
前回の続き。 レギュレータ電源は入出力電位差を測ってみると無信号時で5V、出力1.9W時で4.5Vあったので、トランス1次側を100Vから110Vに変更してみるとそれぞれ4.4V、3.7Vだった。最低の電位差2.5Vを十分クリアしているのでこっちにしよう。そのほうがレギ…
前回は残留ノイズと出力で妥協案を考えたわけだけれど、やっぱり妥協したくない。それじゃあレギュレータ電源を試してみよう、というわけで少しあがいてみることにした(無駄遣いともいう)。 備忘録としてメモを残しておく。三端子レギュレータを使った正負電…
片チャンネル分の平ラグ基板が組み上がったのでバラックで動作確認することにした。 なんだかエレクトロニクス工作みたいだね。ボリュームの代わりに47KΩの抵抗を入れた。この時点では電源ラインに入れたミニヒューズの影響を考えていなかった。単に外して電…
トランジスタ式ミニワッターのアンプ部平ラグパターンを考えてみた。15Pだと厳しくて、直列になったパーツを空中結線したりするので少々不細工になった。 Q1・Q2のベース配線が長くていやーんな感じ。これは初段と2段目の間にNFBのCRを置いたためで、まあ仕…
姉妹サイトの拙ブログよりお引っ越し。 ・トランジスタ式ミニワッターPart4 ・トランジスタ式ミニワッターの将来性 ・温故知新 ・トランジスタ式ミニワッターPart4のクロストーク対策 ・電源トランス版トランジスタ式ミニワッター回路図 ・選別が必要なパー…