42シングルアンプ
RCAの42を2本入手した。42シングルアンプで鳴らすのに、日本製のタマだとノイズが出たり、こき使われてお疲れだったりして元気でしっかり使えるものがなかなか手に入らない。42は古典管だから、日本製のタマだとどうしても信頼性的に不安のあるものが多いの…
42シングルアンプ2号機は音色を気に入っているが、デザインがイマイチだと思っていた。元々42を軽く使ったミニワッターを想定していたので電源トランスが小さすぎる。そこで、2号機を解体して電源トランスを次期71Aシングルアンプに使い、新たに電源トランス…
42シングルアンプ3号機にNFBをかけることにし、値を決め打ちで2kΩとしたところちょうど6dBになった。100kHz付近に小ピークが見られたので、位相補正容量を220pFでちょうどフラットになった。 R11を2kΩ、C6を220pFとした。+Bが数V高かったのでR12を68kΩから75…
42シングルアンプ3号機は配線チェック後、真空管を挿して電源オン、カソード電圧と+B電圧を確認する。続いて各部の電圧を確認、問題無さそう。VR1を回してカソード電圧を77Vに調整する。SP端子にDMMをACレンジにして接続、RCA端子に指を触れて電圧が上昇する…
配線やCR取り付け作業のキモは確実なハンダ付けにあると思っている。厄介なのが、接触しているがハンダが浸透していないパターン。これは配線チェックをすり抜けてしまう。後々ノイズや音が出ない原因になったりする。仮にハンダ付けが100箇所あったとして、…
42シングルアンプ3号機の配線を始めた。まずAC1次配線を済ませて電源トランスの電圧を確認。続いてヒーター配線を済ませた。 シャーシ内部。まだ配線はスタートしたばかり。 真空管を挿して点灯式。ヒーター電圧はAC101.2Vの時に6.4Vだった。AC100V換算では6…
42シングルアンプ3号機の組み立てを始めた。まずシャーシ前部に傷保護用の厚紙をカットして貼り付けた。仮組みで確認しているから順調に進んでパーツが取り付け終わった。 シャーシ内部。まあ問題ないんじゃね? トランスが斜めに取り付けられていると気にな…
塗装が乾いたので42シングルアンプ3号機のシャーシを磨く。浴室にて#2000のペーパーで水研ぎをする。ペーパーは小さい木片に巻きつけて縦横の直線で磨く。角は磨かないように注意。セルローススポンジで水気を拭き取ると、どの程度磨けているのかわかる。水…
塗装が乾くまでの間に実体図(正確にはもどき)と電源部の平ラグを作成した。アンプ部の平ラグは2号機からそのまま流用する。 作成した実体図もどき。真空管ソケット周りのCRは行き当たりばったりで配置したので他に良い案が浮かんだら変更するかもしれない。 …
42シングルアンプ3号機の仮組みを解体した。シャーシとブロック電解コンデンサの固定バンドを塗装する。シャーシの保護ビニールを剥がし、リューターにつけたペーパーコーンで罫書き線やバリ、溶接跡を削った。下地をていねいに処理しておくと塗装を厚塗りす…
穴開けの終わった42シングルアンプ3号機のシャーシにパーツを取り付けて、干渉や近すぎるところがないか確認する。順調にパーツが取り付け終わった。開けた穴に修正が必要な箇所は無かった。真空管を挿してデザインを確認する。 こうやって正面から見るとシ…
42シングルアンプ3号機のシャーシ加工の続き。サークルカッターでOPT・ブロック電解コンデンサ・真空管ソケットの穴を開ける。刃を下げるツマミをすこしだけ回すのだが、何回もガッと食い込んでしまい、ツマミを逆に回して刃を上げてから、また下げていく。…
42シングルアンプ3号機のシャーシ加工を始めた。始めに穴開け図を印刷し、カットしてシャーシに貼り付け、定規とカッターで罫書く。十字の中央にオートポンチでマーキング。穴開けは電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を開け、ハンドニブラ…
42シングルアンプ2号機を解体した。じつにあっけなくパーツ状態になった。次に42シングルアンプ3号機のレイアウト図を作成してみた。 シンメトリー配置で47シングルアンプとほぼ同じ。電源トランス後方にはブロック電解コンデンサを2個置いた。42はシャーシ…
42シングルアンプ2号機は、デザインが気に入らないので解体し、3号機として作り直すことを考えている。電源トランスPMC-95Mは71Aシングルアンプ用として再利用し、新たにPMC-100Mを購入する予定。OPTのFC-12Sは3号機で再利用する。 デザインは47シングルアン…
姉妹ブログでノイズの出るフタバのUZ-42を修理できたのに味を占めて、東芝のUZ-42も修理してみることにした。以前足のハンダを取り除いて再ハンダしているのだが、管面をコツコツとペンで叩いたりするとノイズが出るし、いきなり音が出なくなってしまう。 足…
42シングルアンプ2号機をリニューアルすることを考えている。電源トランスを変更し、出力を増やしたい。同じ6F6系の拙47シングルアンプはOPTのインピーダンスを5kΩとしているので、42シングルアンプを同様にしたらどうなるのか実験してみた。 今回テストに使…
42シングルアンプ1号機は結局OPTをイチカワトランスITS-10Wのままとした。残留ノイズの解析を行ったが、76のヒーターハムが主体のようだった。ヒーターバイアスを試したところ、Lchは半減したがRchはむちゃくちゃ増えてしまうので断念した。 予備の76を使っ…
11年ぶりに42シングルアンプ1号機を引っ張り出してきた。OPTをイチカワトランスのITS-10WからWELCOMEのT-4646Sへ換装しようと思う。とりあえず現状の特性がどうなっているのか確認してみた。 周波数特性。低域と高域(30kHz)にピークがあるし、さらに高域には…
東芝の42の1本の具合が悪いのでGEの中古の42を2本入手した。本当は同じ外観の東芝42が欲しいのだが手に入りそうにない。 ずんぐりとした外観で(これが普通か)、管内は薄くカーボンスートされている。 テストを兼ねて動作チェックしてみた。中古とはいっても…
事の起こりはユニバーサル実験アンプに42を挿してみたところから始まる。とても自分好みの音が出たのでちゃんとしたアンプに仕立てようと思った。ただST-14の42に比べてPMF-5WSのちっぽけなOPTではいかにも見劣りする。そこで値上がり前に買ったISOのFC-12S…
配線チェックが完了した42シングルアンプ2号機の動作確認を行う。まず真空管を挿さずに電源オン、グリッド電圧が56V前後になることを確認。次に真空管を挿して42のカソード電圧が82Vとなるように調整。すばやく各部の電圧をチェック。 設計と大差ないような…
42シングルアンプ2号機の配線はあと真空管ソケット周り、GND配線、アンプ部基板を残すだけなので順調に進んだ。 真空管ソケット周りは実体図を描かず頭にインプットして行った。とは言っても3結だから簡単だけど。 OPTのFC-12Sのハンダ付けはどうするのが良…
42シングルアンプの配線を始めた。まずAC1次配線を済ませて電源オン、電源トランスの電圧を確認。続いてヒーター配線を済ませてヒーター電圧の確認。 ヒューズホルダーやACインレットのハンダ付け部分が尖っているとシャーシに手を突っ込んだ時に引っ掻いて…
1階実験室にコタツ板1枚程度のスペースを確保できたので、42シングルアンプ2号機の組立を始めた。組立自体は仮組みで確認しているので問題はなかった。 電源トランスを固定しようとしたらボルトがシャーシ穴に入らない。電源トランスはボルトをキャップボル…
乾燥のために吊るしておいたシャーシ・裏蓋・トランスカバーの磨きを行う。浴室で#2000のペーパーで水研ぎをする。小さい木片にペーパーを巻き付けて研ぐ。角や縁は磨かないように注意。 今回セルローススポンジで水気を拭き取りながらやると研ぎ具合がわか…
穴開けの終わったシャーシと裏蓋の保護ビニールを剥がし、リューターにつけたペーパーコーンで罫書き線やバリ、溶接跡を削った。下地をていねいに処理すると塗装で厚化粧する必要がない。 浴室で#400のペーパーで縦横斜めに水研ぎ。ガスレンジで水気を飛ばし…
ユニバーサル実験アンプを解体した。2時間あまりでバラバラになった。そのパーツを流用して42シングルアンプ2号機を製作する。シャーシ加工が終わった42シングルアンプ2号機の仮組みをしてみた。 電源トランスの背が低い、というかFC-12Sの背が高くない? FC…
42シングルアンプ2号機のシャーシ加工を行う。まずシャーシの穴開け図を作成して印刷、カットしシャーシに貼り付けて罫書く。オートポンチを打って準備完了。 シャーシの穴開け図。ACインレット・ヒューズ・ブロック電解コンデンサの干渉は確認したが全体の…
ユニバーサル実験アンプは42シングルアンプ2号機としてキックオフしたわけだが、シャーシの寸法を検討したところ幅250mmではトランス同士がくっついてしまう。それより幅広いシャーシは幅300mmとなり、(株)奥澤の O-45(W300mm×D170mm×H50mm、t1.5mm)を考えて…