6AU6再生式ラジオ
このところ改造記事ばっかりなのだが、肩のリハビリを兼ねているのでご了承を。 そういえば以前作った6AU6再生式ラジオもカソード抵抗が1KΩだったな、というのを思い出した。 こちらも10KΩに改造してみた。ところが改造前より音量が下がってしまった。このラ…
とうとう再生式ラジオが完成した。 昨日1日かかって配線とCR部品を取り付けた。シャーシが小さいのでハンダゴテを突っ込むにも部品を焦がさないように注意が必要だった。 もともと30数年前に買ったトリオの並4コイルとアルプスのバリコンでゲルマラジオなら…
ようやく塗装が完了した。寒いから亀の歩みだ。 今回はインスタントレタリングを使用したが、位置のずれが目立つ。 "PWR"と"VOL"だ。 わずかに字が上下するのはスキルの問題だから仕方ないが、文字が左右にずれるのはやり方が悪いから。 例えば"PWR"なら、中…
苦手なシャーシ加工にようやく着手した。 私の場合、CADで加工図を作り、それを印刷してシャーシに貼り付けて加工する。今回もCADにはSakraCadを使った。Windowsライクな操作性で使いやすい。Windows7に対応していないが、インストールしたら問題なく使えて…
再生検波ラジオもミニワッターCIRCLOTRONも部品は購入済みなのだが、シャーシ加工で止まっている。何しろ寒いのでやる気が出ないのだ。 今度赤外線カーボンヒーターという強力な助っ人が加わったので、作業環境は多少改善されるだろうと思う。これは焼付塗装…
トランスレス真空管ラジオだが、本番機に向けて構想を練っている。 プレート検波にしたら、検波管は6BD6より6AU6のほうが適しているようで、感度も音声の歪みに対しても優れているようだ。 というわけで、6AL5(整流)−6AU6(再生検波)−6AU6(電力増幅)の構成に…
音質向上を図って6BD6をグリッド検波ではなくプレート検波に変更してみた。 変更は簡単だ。6BD6のグリッドをLC共振回路直結とし、カソードに抵抗とバイパスコンデンサを入れるだけ。 最初はカソード抵抗の代わりに10KΩのボリュームを入れ、音声が一番大きく…
やっぱりスピーカーを鳴らしたい。どうせ鳴らすなら真空管にしよう。6BD6に取って代わられて失業した6AU6があるし、というわけで、6AU6シングルアンプ(笑)を試すことにした。 出力トランスは東栄T-600を使う。これには4Ω端子があるので、そこに8Ωスピーカー…
さて、今回は簡単な回路でもあるし、ほどなく出来上がってしまった。 一応一発動作したのだが、どうも感度が低い。再生用のミゼットバリコンと並列に100pFをつないでみたが、周波数の中間あたりでは再生がかかるものの、低い周波数ではかからなくなってしま…
真空管検波式ラジオは実質ニッポン放送専用にしかならないので、やっぱり増幅して聴きたい。 前に立てた計画通り、6AU6による再生式ラジオとすることにした。+Bの整流には6AL5を使い、2球構成にしよう。スピーカーを鳴らすことは結局止めにした。 早速回路図…
突然、ラジオである。でも前回、前々回と全くつながっていないかというと、実はつながりがある。 私は現在、江東区に住んでいるが、東京は強電界地域だろう。ならばゲルマラジオが鳴るのではないか。 話は30数年前に戻る。当時中学生だった私は、初歩のラジ…