4P1Lシングルアンプ1号機と2号機を交代で試聴してみた。いろんな曲を流しながら時々鳴らす号機を入れ替える。利得が少々異なるので、それに合わせてボリュームを心持ち回した。
困ったことに私の駄耳では聴き分けられない。入れ替えた当初、こっちがいいと思ったのに、また入れ替えたら同じことが起こる。それの繰り返し。
このアンプの特徴はクリアな中高域と芳醇な低域。OPTは1号機が東栄のT-1200、2号機がARITO's Audio LabのSE-7K2Wと異なっている。SE-7K2Wのほうは高域が伸びているため、NFBをかけた時にピークが生じたので100pFの位相補正容量を入れた。
回路的には微妙な違いがあるにせよ、根本的には同じなのでOPTのみが異なっていると言って良い。特性的には2号機のほうが良いのだが、聴いた感じは同じ。というか、私には聴き分けできない。
1号機の回路。
2号機の回路。