42シングルアンプ3号機の仮組みを解体した。シャーシとブロック電解コンデンサの固定バンドを塗装する。
シャーシの保護ビニールを剥がし、リューターにつけたペーパーコーンで罫書き線やバリ、溶接跡を削った。下地をていねいに処理しておくと塗装を厚塗りする必要がない。
浴室で#400のペーパーで縦横斜めに水研ぎをする。塗装の密着性が良くなるとのことだが真相は定かでない。
乾かした後にマスキングのカレンダー紙を貼り付けて塗装準備完了。
塗装に使うスプレー。下地にプラサフ、本塗装にダークグレーマイカメタリック1E9、上地にクリアA-4。マットの黒はブロック電解コンデンサの固定バンドに使う。
塗装は外の駐車スペースで行う。天気が良くて風が殆どない、塗装には絶好の天気。画像はプラサフをスプレーしたところ。
塗装は下地を2回、本塗装を2回、上地を3回塗った。15分程度自然乾燥した後、30分くらい高温乾燥を行う。温度は60℃くらいで、あまり温度を上げるとマスキングテープが剥がれてしまう。部屋に塗料の揮発成分が充満して猛烈に臭い。1回の塗装サイクルに1時間くらいかけた。
固定バンドに黒をスプレーしたところ。乾くとマットの仕上がりとなる。
新聞紙に塗料が飛んでいるのは、スプレーの折り返しをシャーシから外れてから行うため。シャーシ上で折り返すと部分的に塗料が厚くなってしまう。
最後にマスキングの紙を剥がして1時間、高温乾燥をして塗装は完了。表面にゴミがついているので磨きを行えば取れる。
数日乾燥した後にシャーシの磨きを行う。