配線は3時間くらいで出来上がってしまった。シールド線は使ってない。左右のアンプ基板をもう少し離したほうが良かったかもしれない。
配線チェック後、早速通電。回路図の電圧値と比較して、極端な差異がないことを確認した。
実測値を赤字で示す。左右のドレイン電圧に差が見られるのは、Idssだけで2SK170を選別しているからで、ある程度は仕方ない。
利得はRchが2.86倍。47KΩの代わりに半固定抵抗を使ったLchは、Rchに利得を合わせた。
バスブーストは、オシロで方形波観測して正常動作を確認。
残留ノイズはミリボルの測定限界以下のためによくわからないが、かなり低いことは確かだ。
ほんの少し試聴した限りにおいては、まっとうな音がしているんじゃないかなあ、ということ。
とりあえずオフ会には間に合ったようだ。
飾りっ気のない外観。手持ち部品活用で、4,400円程度で出来上がったお気楽プリアンプだ。