おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

主に真空管を使用した自作アンプでの試行錯誤を公開しています。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6922差動ラインアンプ

6922差動ライン・プリアンプ・Y氏より6922を借り受ける

Y氏より6DJ8差動ライン・プリアンプにおいてElectro-Harmonixの6922のみ高周波発振?してDCが出力される、というので真空管を借り受けた。 私もY氏とほぼ同じ回路の差動ライン・プリアンプを使用しているので、差し替えて確認してみようと思う。 識別のため…

6922差動ラインアンプ・その10

6922差動ラインアンプの歪率特性を測定してみた。 出力電圧の範囲は、オーディオインターフェースの最小入力電圧から0.07V、またオシレータの最大出力から12Vとした。 結果は以下の通り。各周波数とも出力電圧が1Vまでは良好な歪率を示している。それ以上で…

6922差動ラインアンプ・その9

製作当初からツマミがフロントパネルから浮いているのが気になっていたので交換してみた。最初のツマミはシャフトが深く入らない、薄いタイプで、フロントパネルを2重構造にしないと浮いてしまう。ロータリーSWやボリュームを留めているナットが見えてしまっ…

6922差動ラインアンプ・その8

6922差動ラインアンプが完成した。基板が完成していたから、配線をつないでいくことが主で、シールド線の処理が面倒だったくらい。フロント・リアパネルが外れるので作業が非常にやりやすかった。パネルの文字入れは、今回はラベルシートを使った。透明のツ…

6922差動ラインアンプ・その7

やっと全部の部品がついた。RCAピンジャックはソケットレンチとモンキースパナで固定しているが、アースラグが一緒に回ってしまうので非常に締めづらい。皆さんはどうしているのだろうか?ちなみにタカチのケースはフロント及びリアパネルが1枚の板で、かつ…

6922差動ラインアンプ・その6

暑いので遅々として進まない。やっと4つの基板が出来上がったところ。 ヒーター・-C基板は、テストでは-6.22Vの出力、リプルはミリボルの測定限界以下。LM337Tの発熱が多く、大きめの放熱板に交換した。ヒューズホルダーと干渉しそうなので、+B基板と位置を…

6922差動ラインアンプ・その5

毎日暑い日が続くねえ。こう暑いと作業をやる気がおきない。前回からほとんど進んでないけど、途中経過を少々。 部品を並べて配置を決定。こんな感じになる。部品の干渉ないかな?まだわからない。写真では底板に穴が開いてないけれど、7/15現在では穴開け完…

6922差動ラインアンプ・その4

本日は真空管取り付け用金具の加工。アルミ板を金ノコで切断し、MT9P用の穴と金具取り付け用の穴を開けただけ。 その後、秋葉原へパーツを買い出しに行ってきた。今回の買い物は、CR類がメイン。あとはIC・Tr用の放熱板とかツマミなど。前回と合わせて合計28…

6922差動ラインアンプ・その3

タカチのWSシリーズは、フロントパネルとリアパネルに1.2t位のアルミが使用されている。これくらいだったら、手回しドリルとヤスリで加工できる。 下の写真は、それぞれのパネルの加工が終わったところ。あとはレタリングが残っている。本当は、ケースの加工…

6922差動ラインアンプ・その2

昨日に続いてデザイン検討と回路設計。 デザインはこんなかんじになる。タカチのケースに合うデザインのツマミはないかなあ? 回路設計は、あちこちからパクってきたのでこんな感じになった。まだ設計段階なのでミスがあるかもしれない。回路変更もあるだろ…

6922差動ラインアンプ・その1

唐突ではあるが、ラインアンプを作ることになった。リビング用にもう1台、ラインアンプが欲しいと思ったからだ。 ラインアンプの構想は、利得が2〜3倍でバスブーストがあるもの。入力は2系統、出力は1系統でOK。なるべく安価なこと。これらから、ぺるけさん…