アンプ測定治具
Analog Discovery 2がAmazonで税込み33,000円弱となっていたのでついポチってしまった。以前から欲しいと思っていたのだ。1Hzから周波数特性を測りたい。それに位相特性を測りたい。 アンプを接続するのにBNCコネクタボードを購入。ACアダプタは手持ちの5V2.…
FETの選別には以前製作した治具(じぐ)を使っていたのだけど、手を近づけると値が変動する(ボディエフェクト)、ICクリップでFETを接続するのが手間などの問題があった。そこでZIF(ゼロプレッシャー)ソケットを使ってリニューアルすることにした。参考にした元…
今回の記事は備忘録となる。歪率特性測定用ボリュームボックスの補修を行った。 酷使しているせいか、0.001W(0.089V・8Ω)あたりのレベルをすこし上げたところで抵抗値が急激に変化するので合わせにくくなってしまった。ガリじゃないと思うけど使いにくいので…
マルチテスターLCR-T4が測定中にいきなり壊れてしまった。何も繋がない状態でこんなふうになるのは変だよね。電池を抜いて放置し再度試すも同じ。セルフテストもできない状態。 これは容量の大きな電解コンデンサを測定するために買ったもので、使えなくなっ…
LCR-T4用のICクリップを金メッキタイプに交換した。これはまだ接触不良には至っていないが、金メッキのにしておけば安心ということもある。まあ予防安全ということ。 秋月の金メッキタイプのICクリップ(小)に交換。ZIFソケットを使えばICクリップは不要だが…
どうも調子が良くないFET&CRD選別治具のメンテナンスを行った。ICクリップの接触が悪く、測定値が不安定なため。 秋月電子通商で扱っている金メッキタイプのICクリップ(小)。銅のやつは先端が酸化すると接触抵抗を持つようになってしまう。 交換完了。ICクリ…
6550 CSPPアンプは35Wの出力を目標としているので、現在使用中のアンプ測定治具(定格40W)では出力試験や歪率特性の測定に使えない。そこで専用のダミーロードを製作することにした。使用目的はオシロでの観測と歪率特性の測定だけなので必要な端子は最小限で…
東栄変成器T-1200のDC重畳電流を振ってインダクタンスを測定してみた。T-1200はイチカワトランスのITS-2.5Wと同じと思われるので、1次許容最大DC電流40mAまでの測定とした。 測定治具は上記のとおり。OPTの2次側はオープン。電流が少ない時の測定にはR4と直…
先日購入したLCR-T4は裸のままだと壊しそうなのでケースに入れることにした。 100円ショップでおかず入れ?を買ってきた。 基板は4本の黄銅スペーサーで固定。LCR-T4には78L05が使われており最低動作電圧が7Vのようなので単4電池6本にした。電池ボックスは単…
以前ノグチトランスのチョークコイルPMC-115HをマルチテスターLCR-T4で測定したらインダクタンスが2Hとなったが、仕様は1Hだ。そこでシングルOPTのインピーダンス・インダクタンス測定治具を用いてDC重畳でのインダクタンスを測定してみることにした。 測定…
マルチテスター LCR-T4を入手した。Amazonで送料込み880円だった(2016年12月現在)。私はケース無しのを頼んだ。ちなみに1,500円〜2,160円くらい出せば並行輸入品を日本でも入手可能だ。早く欲しいとかアフターサービスが必要と思うならそちらを買ったほうが…
測定治具の製作・その2でOPTの2次側に負荷を接続する場合、信号源インピーダンスもマッチングを取らないといけない。そこでインピーダンスを切り替える改造をすることにした。 回路図を上記に示す。SW3がロータリースイッチで1KΩ・5KΩ・7KΩを切り替える。ボ…
いきなり穴開けと配線が完了した測定治具の内部。 ケースはリードのP-3でW120mm×D80mm×H50mm。アルミの板厚は0.8mm。奥澤のアルミシャーシのように加工された弁当箱でシルバーの塗装がされている。裏蓋付き。 本体は保護ビニールが被っていないので、穴開け…
今までバラックを組んで何回かDC重畳でのシングルOPTのインダクタンスやインピーダンス測定をしてきたんだけど、ショートさせそうで怖いし、測定が不安定で測るたびに値が違ったりするのを何とかしたい。 これからどのくらい測定する機会があるかどうかわか…
アンプの測定に大活躍してきたアンプ測定治具なのだが、最近左チャンネルの入力をオシレータとGNDに切り替えるスイッチが接触不良になってきてしまった。 この測定治具の製作内容は以下の拙ブログ記事にある。 アンプ測定治具の作成 アンプ測定治具の作成・…
今回は真空管オーディオとは違ってデジタルマルチメータ(DMM)の補修を記事にしてみた。 私が使っているDMM、CD800aはテストリードの先のメッキが剥がれてきてしまい、接触不良になることがある。そこで補修用テストリードを入手して交換することにした。 こ…
自宅で使用しているAC電圧計の周波数特性を測定してみた。 測定機器はとりあえず、 ①ミリボルトメータ LEADER LMV-181B ②デジタルマルチメータ sanwa CD800a ③オーディオアナライザ Panasonic VP-7721A の3台。 発振器はTEXIO AG-205を使った。仕様では、正…
私がアンプを測定し公表している項目をまとめてみた。 あくまで測定データは自社比であり一般的に比較することは出来ないし意味がない。大体この程度ということがわかればいい。 測定器はすべからく校正されたものを使用すべきである、という人はサヨウナラ…
SanwaのDMM(デジタルマルチメータ)、CD800aを再び購入した。初めて買った時は2007年だったろうか。オーディオの趣味が復活して必要性を感じたのでこれにした。 買ってからすでに8年あまり過ぎてしまったが、まだ同じ型番のが売られていた。デジカメなんて1年…
たまたまWebページを見たら改訂されていたので、自分が作った治具(じぐ)も改造することにした。以前作った時の拙ブログ記事はこちら。 FETのドレイン電流を0.75mAとか2.0mAに設定するのにボリュームを回すのだが、結構クリティカルで合わせ込みが難しい。で…
拙5A6プッシュプルアンプでWaveSpectraとオーディオアナライザPanasonic VP-7721Aとで歪率特性を比較してみた。 自分が測定したWaveSpectraの歪率が実際とかけ離れていたりしたら怖いよね。今までやってきた歪率測定は何だったのか、となるでしょ。 比較する…
たまたまぺるけさんの測定を楽にするFINEアッテネータを見ていたら、改訂バージョンが載っていた。 現在私が歪率測定に使用しているボリュームボックスの回路図を上記に示す。メインボリュームが10KΩでFINEが2KΩ。出力インピーダンスが0Ω〜12KΩの範囲にある…
つまらないことをブログの一記事にしてしまおう。 以前作った歪率測定用アンプをちょこっと改造した。 回路図を上に示す。10KΩBカーブのボリュームをAカーブのものに交換。たったそれだけ。 被測定アンプの出力が1Wを超えてくると、レベル合わせをするための…
CREATIVEのSOUND BLASTERを用いた歪率測定の続き。 WaveGene・WaveSpectraを用いた歪率測定プロジェクト(笑)もいよいよ大詰め。新しく製作した測定治具、歪率測定用アンプと再生レベル調整用ボリュームボックスを使用しての歪率測定だ。 [ハードウェア] ・PC…
簡単な測定治具の製作を針小棒大に綴ってみよう(笑)。 アキバへ出かけてケースとパーツを購入。歪率測定用、NJM4580DDアンプの穴開けをする。順調に終わるはずが、うっかり電源スイッチの穴を開け忘れた。 どうせなら電源が入っていることがわかるようにLED…
相変わらずPCを用いた歪率測定を研究している。WaveGene、WaveSpectraを1台のPCで10KHzの残留歪率0.01%で測定するのが目標だ。 現状の歪率測定風景。オーディオインターフェースを2台使い、再生側にはUSBアイソレータを使用。このやり方でもかなり低歪率で…
DMM(デジタルマルチメータ)の治具を作り直した。 上の画像の治具は以前の拙ブログで紹介したけど、結局よく使うのはICクリップ〜テストピンジャックのほうだった。右側のやつ。 あらかじめアンプにつないでおき、アンプの初電源投入のときに電源スイッチを入…
WaveGeneでアンプの歪率測定・その2の続き。 結局、高周波ノイズが出ているBehringer UCA202は諦め、ヤフオクでもう1台の中古Onkyo SE-U33GXを入手してしまった。もうこれ以上散財したくないぞ! 最初にループバックでの歪率測定をしてみた。上記にその構成…
WaveGeneでアンプの歪率測定・その1のつづき。 方針が固まったので、歪率測定用の治具を作ることにした。回路図を上に示す。ボリュームに2KΩBの微調整(Fine)を付けたのは、小電圧だとレベル調整が難しいため。1KHzと10KHzではトランスを通し、100Hzではバイ…
毎日暑い日が続いている。私の住んでいる東京都江東区は海のそばにあって、温度変化が少ないものの夜でも27℃ある。しかも湿度が高いので、エアコンを止められない。あと1週間で8月も終わる。果たして涼しくなってくれるのだろうか。 さて、以前WaveGeneでア…