ようやく重すぎる腰を上げて12B4A全段SRPPアンプのシャーシ加工に着手した。
とりあえずトランス類と真空管のサブプレートを乗せて様子を見る。サブプレートは実際には下付けとなる。 サブプレートに開いている穴とGT管ソケットの取り付け穴が合わない。これはサブプレートを加工するしかないな。余計な加工が増えた。
12B4Aは赤熱するカソードが見えるように正面を向かせたいが、ソケットが45度斜めの取り付けとなるので見えない。これは仕方ないとはいえ残念だ。
シャーシに加工が必要なのは出力トランスの4mmφ穴4つ×2と電源トランスのビス穴だ。ぺるけ標準シャーシは鋼板なので加工が大変。出力トランスは電動ドリルで開けられるが、電源トランスのほうは丸ヤスリでゴリゴリするしかない。
そんなわけで、加工が終わったシャーシの画像を示す。赤い丸印が加工したところ。塗装済みのシャーシを加工するのは気がすすまない。折角きれいにできているところに傷をつけてしまうからだ。まあ、隠れて直接見えないところなので良しとする。
真空管のサブプレートはアルミ製で、上記のように加工する。1個だけやってみた。あと5個分同じことをやらなければならない。ところが、2個のサブプレートは昔買った鋼板のものを流用するつもりだったが、加工するのは困難に近い。クラシックコンポーネンツへ行ってアルミのを買ってこよう。
簡単にできると思ったが、そうは問屋がおろさないようだ。ボリュームのシャフト切りもあるんだった。疲れたのでサブプレートの加工はまた後日。