12B4A全段SRPPアンプの亀のようにのろい進捗。
電源基板を平ラグの10Pから、平ラグ8Pを2個使ったものに作り直した。これは標準シャーシに取り付けできる平ラグが8Pのため。ヒーターバイアス用の抵抗・コンデンサを分離して別の基板とした。
回路的には、+Bの電圧調整用に半固定VRを使っていたのを固定抵抗に変更したくらい。
続いて実体配線図の検討。もともと回路が簡単だからそんなに悩む必要はない。メモ程度だが自分だけわかればよいからそれで良い。立ラグで使わないものは撤去するつもりだ。
標準シャーシは真空管が中央から対称にデザインされているから、SRPPの場合上側の球と下側の球をどっちにしたら良いか悩んでしまう。でもソケットは対称になるはずがないし、LchとRchで同じレイアウトのほうが良かろうとそれぞれ実体図の右側の12B4Aを上側の球とした。
よく掲示板で左右の利得が違うだとか片側のチャンネルだけ発振するとかの書き込みがあるのは、中央で対称とした結果OPTやNFBの配線を間違ってしまうからではないだろうかと勝手に想像してみる。
ついでに現状の回路図を備忘録よろしく掲載しておこう。
今後の予定はAC1次側及びヒーター配線だ。実体配線図に見直しが入るかもしれない。