遊休パソコンとUSBオーディオプロセッサーがあるので、なんちゃってPCオーディオでもやってみようか。
パソコンはHDD障害があるために現役引退したやつで、OSはWindowsXP。USBオーディオプロセッサーはONKYOのSE-U33GX。これはWavespectraで歪率測定をするために買ったもの。
なんちゃってだからオカネをかけずに適当に遊ぼう、という魂胆。HDD障害があるから外付けHDDで稼動させたいがHDDに予算を回せない。
ソフトはiTunes 10.1.2.17、iPodもiPadも持っていないから何をいまさら、という感じだが、手軽に楽しもうというコンセプトなので問題なし(笑)。
CDをiTunesにインポートするのは、CDをPCのドライブに入れると勝手にやってくれるんだね。ちなみにデフォルトは"AACエンコーダ"になっている。
適当に5・6枚のCDをインポートして再生してみる。PC→USBオーディオプロセッサー→7C5ラインアンプ→6N6Pパラシングルアンプ→Spendor S5eという構成だ。
ごくたまに音が途切れるが、これはアンチウイルスソフトによるものだろうか。常駐ソフトを切りまくらないとわからないなあ。
CDと聴き比べて違和感があるのは、曲のつなぎ目のところだ。iTunesの設定で、「曲をクロスフェード」のチェックを外したらOKになった。
パソコンのCPU負荷は大したことないからファンも殆ど回らずに静か。
こんななんちゃってでもかなり高音質であることに感心する。私の駄耳では、音質的には十分、といった感じ。これならCDプレーヤーが不要になるのも頷けるよなあ。
いささか不便に感じるのは、PCを手元に置いてないと音量調節などができないこと。CDプレーヤーならリモコンがあるからラクなんだけど。
何しろアンプは自作で音量調節はリモコン対応なんかしていない。きっとPCオーディオやっている人はリモコン付きのデジタルアンプか何かでやってるんだろうなあ。
静かに曲を流す用途には十分実用になるとみた。