おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

バナナプラグ

決して音の良いバナナプラグを試す、という趣旨ではないので、もし検索で引っかかってきた場合はすみやかに「戻る」ボタンを押して下さいm(_ _)m。

 

さて、バナナプラグである。よくアンプをとっかえひっかえするから、スピーカー端子の抜き差しをするのにバナナプラグを使っている。スピーカーケーブルが古くなって錆びてきていたので、この際バナナプラグも新調することにした。

 

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これは今まで使っていたバナナプラグ。先端のバネの部分は良いのだが、ケーブルをネジ1本で止めるタイプで、何度か抜き差ししていると緩んでケーブルがすぽっと抜けてしまう。締めなおしても、そのうちまたすぽっと抜ける。面倒ったらありゃしない。

 

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これも今まで使っていたもの。バナナの部分が細くて、ジャック側が穴に差し込んでから締めるタイプでないとスポスポで抜けてしまう。バナナ専用端子は駄目。どうやら先端が細いタイプと太いタイプの2種類があるようだ。

 

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これは以前買っておいたもので、URABEと書かれている。芋ネジ2個でケーブルを固定するタイプで緩みにくい。但しあまり太いケーブルを使うと芋ネジが飛び出してしまい、カバーが締められなくなるので注意。

 

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ところがURABEの文字が小さくて、プラスなんだかマイナスなんだか判別しにくい。そこで赤と黒の色紙を使ってわかりやすくした。ついでに熱収縮チューブでカバー部分を覆うようにした。理由は後述する。

 

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これは後日買い足したバナナプラグ。Nakamichiといったら、私の世代ではカセットデッキで有名だった。今ではこういうものを扱っているのか。芋ネジ2本で締めるタイプなので緩みにくい。

 

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カバーを外したところ。カバーを後から入れて締めるタイプなので、ケーブルを止めた後で、あっ入れ忘れた!ということがない。カバーが緩みやすいというのが欠点といえば欠点なのかな。

 
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これは某店で買った高級タイプ?で最初はケーブルの止め方がわからなかった。側面にある丸い穴に差し込んで締めればいいんだね。一見良さそうなのだが…

 

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プラグを差し込んでみたらきつくて入らない。力を入れて差し込んだらパチン!と入った。ところが、バネの部分が変形したり、折れてしまったりしているのがわかるだろうか。ジャック側の穴径が大きいものでないとダメなんだね。

 

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やっぱりビンボー人にはこれが一番だね〜。カバーを通してからハンダ付けするタイプ。安心、確実、使いやすい。ハンダ嫌いの人には薦められない。でも考えてみて欲しい。アンプの内部で何個所ハンダ付けされているかを。1個所増えたところでどうってことない。接触抵抗を気にする人は、パワードスピーカー(アンプ内蔵)を使えば良い。ケーブルの悩みが解消される。

 

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で、冒頭に書いた、なぜカバーを熱収縮チューブで覆うかの理由。カバーが金属だと、このようにするとショートしてしまう。チューブで絶縁してしまえば、そういうことに気を使う必要がない。

 

アンプのスピーカー端子に差し込むだけならショートすることはないと思うけど、アンプの電源をオンにしたまま抜き差しするようなことがあったら絶縁したほうが良いと思うよ。アンプを壊してしまってからでは遅すぎるから。