久しぶりにラジオの話題をしよう。とある掲示板にてロクタル管を使ったラジオが紹介された。ロクタル管のゲッターはギンギラギンでどばっと飛んでいて面白い。その真空管を使ったアンプは2台作った(1台は解体)が、ラジオはPHILCOのを数台所有しているだけだ。そうだ、ラジオを自作してみようかなあ?
手持ちのロクタル管を調べてみたら、14Q7以外は揃っていた。14Q7はオーディオ店から入手した。管頂に型名が書いてあるけれど、横から見ただけではどれが何のタマなのかよくわからない。
コイルとバリコンは手持ちのを使う。
ところがOSC用にパディングコンデンサの手持ちがない。掲示板に話題を出したら、OMさんから譲ってもらえることになった。どうもありがとうございます。
一緒に写っているのは旧JISネジで、コイルとバリコンを固定するにはこれでないとネジ山のピッチが違うのでダメなのだ。長すぎるのでカットして使うつもり。
回路図は上記のとおり。冒頭のWebの回路をほとんどそのままコピーしている。ヒーター電圧をAC100Vに合わせるためにR11を追加、またトランスレスなのでアンテナとコイル間にC14を追加している。
感電を防ぐため、電源がオフの状態でシャーシを触ってネオンランプが点けばACプラグの極性はOK、反対だと点かないのでプラグを逆向きに差し込み直せば良い。
レイアウトを考えてみた。正面からロクタル管が見えるようにしたい。するとバリコンの配置がうまくいかない。仕方なく横向きにしてみた。
発想を変えて、これはシャーシを縦長に使った例で、左側から真空管を拝めるようにしている。
14Q7とバリコンの距離をつめて配置してみた。IFTがバリコンに押しやられてしまう。
シャーシサイズを奥澤のO-47、W230×D120×H50に想定して再配置したところ。
シャーシを横長に使い、バリコンを右端に配置してみた。いまのところ上記の2つの案に絞られた感じ。
あまりお金をかけないでのんびり作るつもり。