真空管ソケットとICB基板をどのように接続したらいいかなあ、とWebを検索していたら引っかかってきたのが真空管ピッチ変換基板AT-MT9P。すこし高いけれどソケットがついているからいいか、と購入。
早速組み立ててみた。ピンヘッダーは画像のように1個ずつ切り離して使った。茶色く見えるのは6922のグリッドへ直列に入れる発振防止用抵抗。ソケットのピン近くに配置したいからこんな感じにしてみた。ソケットの中央ピンは9ピン(シールド)へ接続している。
AT-MT9PとICB基板はこのように向かい合わせにする。
続いて基板に乗せるパーツを実際に挿し込んでみた。ハンダ付けする際にも同じ並べ方にしたいが、パーツを抜き取ってしまうとわからなくなってしまう。
この状態でA4に拡大して印刷し、どのように配線するのか書き込んだ。これで実体配線図の出来上がり。
基板へのハンダ付けが完了したところ。実体図があるからほぼ同じようにできた。
基板の裏側にAT-MT9Pをハンダ付け。ソケットと同じ面にパーツがくると、パーツの高さに制限があるし、天板に穴を開けないと半固定抵抗が回せなくなってしまう。
基板同士を向かい合わせにするとハンダの強度に不安が残るけど、ワンオフだからまあいいか。なおAT-MT9Pをケースに固定し、基板自体は浮いた状態にする。AT-MT9PとICB基板をスペーサで固定すれば確実だったかもしれない。