VT-62シングルアンプの平ラグパターンを作成してみた。アンプ部とフィラメント電源の作成にはシャーシの穴開け図を使った。このほうがパーツの干渉がわかりやすい。
作成した+B・+B1電源部の平ラグパターン。平ラグからパーツがはみ出さないようにしたら、6DN7グリッドへ行く6.2V電源が収まらなくなってしまった。基板単体では+B1電源の放電経路が無いので1MΩのブリーダー抵抗をひかえめに追加(右下)。
アンプ部とフィラメント電源の平ラグパターンを上記に示す。
アンプ部は案外コンパクトに5P分で収まることがわかった。初段系を電源トランスの近傍に置くのは嫌なのでできるだけ離した。結果として中央から左右へミラー配置になった。
余ったところには6.2V電源と-C電源を載せた。それでも1P分余っているが、7Pの平ラグは無いので回路変更に備えて残しておくことにする。
PMC-100Mの両側にはフィラメント電源を置くが、10000uF16Vを縦置きすると裏蓋から飛び出してしまう。そこで4700uF10Vに変更する。
平ラグ基板ってパターンを考えてから時間が経つといろいろ忘れてしまい、実際に組む時に間違えたりするから早めに作成する必要がある。でもシャーシ加工のほうを先に終わらせてしまいたい。