初めての塗装剥がしに挑戦した。剥がし液はカスタマーレビューで評判の良かったホルツの「塗装はがし液」を購入した。
必要なもの。新聞紙・ハケ・ウエス・容器(液を移し替える)・ゴム手袋など。
塗装剥がしは屋外で行った。臭いがあるという評判だったがあまりしない。剥がし液はドロっとしたうす緑色の液体で、ハケでシャーシに塗りつけると塗装が剥がれるというか、すぐに溶けてくるので塗りつつウエスで拭きとった。ハケにも塗料が移ってしまう。剥がすのにヘラを使う必要がなかった。
液を移し替える容器は陶製のものを使った。プラスチック製だと溶けてしまうかもしれない。
上記の他にポリエチレン手袋とアルコールを染み込ませたウェットタオルがあると良い。ポリエチレン手袋は剥がし液に侵されず、二重にして塗料がついたらその都度捨てて新しいのをつけるようにする。
ウエスではある程度塗料が落ちてくると、今度はウエスについた塗料を塗るような状態になり綺麗にならなくなってしまう。ウェットタオルにはアルコールが染み込ませてあるので、それだけでもある程度落ちるし再付着することが無い。
開いている穴に剥がし液と溶けた塗料が入り込むと取れにくい。ある程度大きな穴は何とかなるがM3の穴はどうしようもない。それでも乾いたらドリル刃を突っ込めば取れるだろうから問題ない。
塗料を剥がし終わったシャーシ。プラサフは強力でなかなか落ちないし、どうせまた再塗装する時にペーパーで水研ぎするしからこれで良しとした。おそらく剥がし液を塗った後にヘラでこそげ落とすようにすれば取れるだろうけど。
作業時間は1時間半くらい。屋外でやったのに剥がし液の溶剤を吸い込んだらしく喉がイガイガになった。長時間、あるいは広い範囲をやるのなら作業を風上でやる必要があるかもしれない。