おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

45シングルアンプ・シャーシと裏蓋の加工

大変なことは先に済ませてしまおう。45シングルアンプのシャーシと裏蓋の加工を始めた。シャーシは株式会社奥澤のO-45、W300mm×D170mm×H50mm t1.5mmのアルミ弁当箱を使用する。

 

画像

穴開け図を作成。これを印刷して各面をカットする。

 

画像

シャーシに貼り付けてカッターと定規で罫書き線を入れる。済んだらオートポンチでマーキング。

 

画像

大穴が開いたところ。電源トランスとACインレットの穴はコッピングソーで、真空管ソケットとOPTの穴はシャーシパンチで開けた。

 

画像

反対側から見たところ。

 

後は小さな丸穴だけなのでドリルビットとステップドリルで開ける。

 

体力が無いので穴開けやヤスリがけ等には極力座って作業するようにしている。作業台(ワークベンチバイス)に加工物を挟んで固定、椅子に腰掛けて股を締める要領で作業台を動かないようにし、両手でコッピングソーや棒ヤスリを使って加工する。力を入れてそれらを押し当ててもあまり早く削れないので、両手で軽く添えて前後に動かすようにしている。

 

注意点を3つ。電動工具を使う時には手袋をしてはいけない。手動工具を使う時には必ず軍手をする。面倒でもきっちり分ける。加工屑が飛ぶので保護メガネを着用(老眼鏡)する。作業は自己流だけどケガをしないように注意している。

 

続いて裏蓋の加工を行う。エスエス無線でW300mm×D200mm t1.5mmのアルミ板を買っておいたのを使う。裏蓋はシャーシ上面より幾分小さく、W298mm×D166mmにカットする。

 

画像

これはピラニア鋸で幅2mmの余分なところをカットしているところ。あまり残しを多くすると棒ヤスリでの切削が大変なのでギリギリにしたほうが良い。ピラニア鋸は刃が薄いのでカット時の進みが早いし、切り代が狭い。

 

画像

穴開け図をさくっと作成。ゴム足はタカチのRS-60Gとした。

 

画像

いきなり裏蓋の加工が完了。バリ取りも済んでいる。

 

画像

穴開け加工が終了したシャーシ。保護ビニールが被っているので加工面が汚く見えるけどちゃんと開いている。ロッカースイッチ穴は13mm×19.2mmにノギスで測って開けてある。

 

画像

反対側から見たところ。

 

画像

ACインレット穴は角R加工した。結構難しい。

 

頑張って2日で加工を終わらせたけどやっぱり大変だった。筋力トレーニングと思えばいいのかな。この後はパーツを仮付けして干渉や穴のずれを確認する予定。