電源トランスをPMC-95Mに換装した後の特性を測定した。
諸特性。出力は2.0Wから2.5Wに増え、DFや利得も増えた。残留ノイズは変わらなかった。
周波数特性。換装前後で同じ。
クロストーク特性。20Hz〜20kHzでは-66dB以下となっている。
Lchの歪率特性。1kHzにおける歪率5%での出力は2.9Wとなった。最低歪率は0.1%より下がらず。歪み打ち消しの微妙なところ。
Rchの歪率特性。1kHzにおける歪率5%での出力は2.8Wとなった。こちらも最低歪率は0.09%程度になっている。
電源トランス換装で変化したのは出力が増えたことと最低歪率があまり下がらなくなったこと。特に問題となる点は無かった。
電源トランスと出力トランスの高さがほぼ揃っている。気になる電源トランスの唸りはほぼ消えた! 30cmも離れれば聞こえない。換装前はリスニングポイントから聞こえていたから換えて良かったと思う。
このまましばらく試聴を続けていずれは本番機を製作するつもり。解体してシャーシを塗装する。