おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6Z-P1シングルアンプ・動作の確認

配線が完了したらチェックを行う。大丈夫そうなので+Bに6.5kΩのダミーロードをつないで電源オン。エミッタフォロア出力の電圧を58Vに調整。

 

次に6Z-P1を挿して電源オン、各部の電圧を測定する。プレート電圧が測れない。オシロで確認したら約40kHzで発振していた。ボリュームの位置で発振したりしなかったりする。プレートからチョークに行く配線をいじったら発振が止まった。

 

6Z-P1_single_inside5.jpg 初段系の下をプレート配線が通っていたのが原因のようだ(黄色い線)。測定器をつなぐと正常に動作したので動作一発OKか?以前にも失敗こいてるのにまたやっちゃったよ。OPTの配線とソケットの間にアンプ部の平ラグを配置するのが良くない。

 

じつは配線が発振の主原因ではなかったことがわかるのだが、それについては後日まとめる予定。

 

6Z-P1_single_schematic3.gif 回路図に実測の電圧を記入した。+Bがすこしだけ低いほかは問題なし。

 

6Z-P1_single_characteristic1.gif 諸特性を簡単に測定。周波数特性は低域の落ち込みが早いし、DFは1.2で低すぎる。6Z-P1カソードの電流帰還をやめるかどうか。NFBをかけてDFがどの程度になるか確認する予定。