3A/107Aシングルアンプのフィラメント電源には3端子レギュレータを使っているが、LM2940CT-5.0の入出力電位差がギリギリのため、AC100Vが低めになると残留リプルが増える傾向が見られた。
そこで整流後のコンデンサを2200μFから4700μFに増量するとともに、ブリッジダイオードW04Gをショットキーバリアダイオード1N5817に変更し、3端子レギュレータの入力電圧を上げることにした。
1N5817(20V1.0A・右)と1N5821(30V3.0A・左)を並べたところ。1N5821もショットキーバリアダイオードだが、全然大きさが違う。1N5817は1N4007と同じ大きさ。
W04Gを1N5817に変更。整流出力は7.2Vから8.0Vまで上昇。残留リプルは0.07mVで安定していた。
現状の3A/107Aシングルアンプの回路を上記に示す。