ケースを変更したトランス式Bluetoothレシーバーの特性を測定し、問題がないかどうかを確認する。
PC(Lenovo ThinkPad E14 OS Windows11 Home 23H2)にBluetoothレシーバーをペアリングし、オーディオアナライザ(Panasonic VP-7721A)で測定した。PCのソフトはWaveGeneを使用。
Bluetoothレシーバーの電源は18150電池を使用。残留ノイズは16μV~18μVと非常に低かった。
周波数特性。20Hz~20kHzでほぼフラットになっている。
クロストーク特性。20Hz~20kHzでは-77dB以下。高域の悪化の原因はLPFのインダクタの相互干渉によるもの。
歪率特性。ほぼ0.1%以下となった。これにはPCの送信系による歪みが含まれる。
ケースの変更による特性の変化は殆どなかった。問題はないと判断する。
完成したトランス式Bluetoothレシーバー(上段)。中段はセレクタ&ボリュームで下段はトランス式USBDAC。アンテナが直接見える位置にしたかったので上段に置いた。
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