おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

SV-VT25改造案・その6

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今日、CR部品を買ってきて6FY7初段〜カソードフォロアだけのバラック配線で実験してみた。

利得は計算値44.9×0.9=40.4倍に対し、実測45倍でOK。片CH動作で+Bが高めなので、実際の利得はもっと低めになるだろう。 6FY7sec2のカソード電圧が24Vの設計値に対し、実測16Vしかない。これではVT-25のIpが減ってしまうので、VT-25のカソード抵抗を減らす必要がある。

 

前回の懸念点の実験結果

(1) カソードフォロア段がこれでVT-25を振れるかどうか。

→実測206Vp-p(at 1KHz)で振り込めるので問題無し。[本当かなあ?]

(2) 6FY7x2のヒーター電流2.1Aがトランスの6.3V端子に対して余裕あるかどうか。

→2.25Aの時実測6.6Vで問題ないと思われる。

(3) カソードフォロアによるf特への影響。

→10KHz矩形波のカソード波形は画像のとおり。実際は容量が増えて波形がなまるだろう。