サブタイトルをつけないと、どれが何の内容なのかわからなくなってきてしまった。
ここ数日、45singleアンプの小変更を行った。
①出力端子を別のものへ
②45のIpを33.6mAから35mAへ
③NFB抵抗を1KΩ→500Ωへ
①はバナナプラグが挿入可能なものに変更した。これは某オーディオ店で持ち込み試聴を行った際、バナナプラグが入らなかったためである。自宅で使っているバナナプラグも先端しか入らないので、端子を別のものに変更した次第。
②はEp-Ip特性図から、より最適なバイアス値にすべく変更した。
③はNFBを3.4dBから6dBへ増やした。これにより、利得は22.3dB(13倍)→19.8dB(9.8倍)、DFは2.3→4.2、残留ノイズ0.7mV→Lch 0.4mV Rch 0.6mVになった。これはFullmusicの45での値。
出力はオシロでの観察だが、歪む前で2Wは出ている。RCAの45よりFullmusicの45のほうが10V弱、バイアスが深いので、より高出力となるようだ。
これらの変更で聴感はどのように変化したか?正直に言うと、これくらいの変更では殆ど変化がない。DFが高くなったことで少し低域が締まったかな、という程度だ。
相変わらずの高解像度であるし、利得が低下していても常用音量でツマミの位置がわかるほど変化することがない。
参考までに、某オーディオ店での持ち込み試聴の結果はこんな感じだった。
・解像度が高い。
・軽やかに出ている。
・音のキレが良い。変にひきずらずにさっと消える。
XE-20Sは高域特性が良いため、うまく処理しないと高音ばかり出るアンプになりがちとの事。このアンプはその点がうまく処理されているそうだ。偶然の賜物だが。