アルミ板に印刷した紙を貼り付けて印をつけ、加工する。電源トランス穴の加工にはフリーウェイコッピングソーを使ってみた。くり抜く場合は、歯を留めてある金具の分だけ、ドリルで細長い穴を開ける必要がある。あとは糸鋸のようにズーコズーコと切っていけばよい。t1.2のアルミ板の場合、10分くらいで切れた。ただ、どの方向にも切り口を曲げられるということは、曲がりやすいということ。ナメクジが這ったようになってしまう。慣れてくると、曲がったのとは逆方向に力を加えて元に戻すことができるようになるので、わりあい真っ直ぐに切れるようになる。自転車を真っ直ぐ走らせるように、人間の手で自動制御するわけだ。
また、前後のパネルも加工完了。穴の周りに薄く影が見えるのは、表面にくっついているビニールカバーを加工するところだけ切り取ったからだ。さらに、画像にはないが、天板が底板になるので足の取り付け用に穴を4個開けた。
当初はアルミ板をヘアライン加工する予定だったが、紙ヤスリでは非常にムラができてしまい断念した。代わりに銀色のカラースプレーを使った。最初にプラサフを1回、銀色のスプレーを2回、クリアスプレーを2回といった具合で塗装完了。下地の荒らしがいいかげんなので、後で剥がれてくるかもしれない。
フト思いついて、電源トランスも銀色に塗装してみた。黒いトランスが乗っているさまは、いかにも無骨にみえるからだ。シャーシと同色なのできっと良いとおもう。
現在乾燥中だが、この後組み立てに入る予定だ。