おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

42シングルアンプ・配線

とりあえず配線がほぼ完成したところで公開。 AC一次、ヒーター配線が完了したところでヒーターの点灯式を済ませてある。

 

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この段階までくると完成を急ぐあまり写真を撮り忘れたりするものだが、数台アンプを作っていると気長に構えることができるようになるのだ。

 

配線はJISの9色による色分けを基本としているが、+Bは茶色のみだと汚らしく見えるのでチョークへの配線を赤にしたりしている。また、電源トランスからの配線も、整流管ヒーターが白になっていたりする。

 

緑はカソード回路としているが、初段からNFBの配線のみだ。今回、黄色は使っていない。というのは、CR部品のリードしかないからだ。

 

プレートやグリッドの配線は高インピーダンスのためノイズの影響を受けやすい。また動作が不安定になる原因となったりするので極力短い配線を心がける必要がある。ドライバー段76のプレートから出力段42へのカップリングコンデンサへの配線が、ヒーターと並行に走ってしまっているが、少しだからいいや。

 

+Bの配線は、交流的にはGNDなので、シールドとして使用可能だ。AC一次配線は、他の配線と離すこと。これは、AC100Vからのノイズを拾いにくくするため。

 

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束線が終わって部品を取り付け始めたところ。配線が輪をかいているのは、出力トランスからの配線だ。将来、解体してトランスを再利用することがあるかもしれないから、配線は長いままにしておこう、というみみっちい考えだ。

 

あと数日でCR部品の取り付けが終わるだろう。そうしたらようやく音出しができる。