ソフトンの事務所で2009年1月12日に行われた新春OFF会に行ってきた。
手元にあるメモで真空管・IC・FETアンプ15台、フォノイコ1台、SP1組という盛会だった。3時半に失礼させて頂いたから、まだ他にも参加されたアンプなどがあったかもしれない。
OFF会には多かれ少なかれ主催者の趣向が現れると思う。回路形式は凝ったものが多く、基本的なものは殆どないのが特徴。なお、今回直熱3極管を使ったものはSV811-3だけであった。
肖像権上問題があるかもしれないから、小さい画像に留めてある。問題ある場合は指摘して下さい。
おんにょの独断で偏見的なコメントをつけます。直感的な印象なので、長く聴いていると違ってくる可能性あり。SPの中央で聴いていないので、音場感はわからなかった。
試聴風景は下の画像で示したとおり。 これは第1室。
これは第2室。
使用機器
6V6pp
はっきりくっきり、ジャズ向きか。6V6の特徴的な、中高域の繊細さを感じる。
6R-P10pp
チョロQトランスを使った作品。木製トランスケース。小振りだがバランスが良い。
11BM8s
ノグチのファインメットコア(FM-6WS?)使用。中央の真空管は何と!整流管。クラシックが穏やかに鳴っていた。
14GW8cspp
ARITOさん手巻きのCSPP専用トランスを使用。コの字に向かい合わせたアルミのトランスケースが特徴。雰囲気が良い。
18GV8sepp
これも専用マッチングトランス使用。あっさりした音色。
12B4A差動pp
初段に6AH6を使用した差動pp。回路はMJ 2008年9月号?に載っているそうだ。出力トランスは東栄のOPT-10PRだったと思う。はっきりくっきり、すっきりした音。
ICアンプ
部品を銅テープで巻いてある。さわやかでやさしい音。
SV811-3s
唯一の直熱3極管アンプ。トランスカバーは上から被せてある。良く飛ぶ(浸透性の高い?)音。
6CW5差動pp
出力トランス(XE-60-5)が立派。席を外したのでメモに音色が書いてない。ご容赦。
MOSFETamp
デカイ電解コンデンサ×2。15000μF63V。クラシックが穏やかに鳴っていた。
IGBTアンプ
放熱板にくっついているのは鳴き止め。クラシックが穏やかに鳴っていた。
カスコード単段シングルアンプ
KT66がささっていた。NFB 5dB、DF≒1。帯域のバランスが良い。雰囲気良い。
6FQ7s
ECC83のカソードフォロワーで6FQ7を駆動する。ヘッドフォンアンプなのだが0.1W程度の出力で立派に鳴っていた。
ICアンプ
CDと一緒に撮影したので小ささがおわかり頂けるだろうか。TDA1552Qを使用したもの。これで10Wの出力。たおやかな音。
6EW7差動pp
エッジが立った音。弦が良い。低域が豊かなのはスタガー比による影響か。
フォノイコ
S/Nが良い。しっかりした音。
SP
ウッドコーンDCU-F131Wとツィータアレイを使用した作品(JBLのSP上)。セッティング中でちゃんと聴いてなかったのでコメントはあえて控える。