5M-HH3ppアンプの入力トランスをST-75に換装したところで、歪率特性を取ってみた。 結果は以下のとおり。
各周波数で歪率の低下がみられた。特に100HzはST-32では2%前後をうろうろしていたのだが、ST-75では1%以下に減少した。でもやはり出力は0.2W程度になってしまった。これでも我が家では実用上問題ないから、このままST-75でいこうと思う。
ちなみにST-32のときの歪率特性は以下のとおり。
そして、ようやくちょびっとだけ進んだアンプの製作。 SakraCadで作図した穴開け図を印刷してカット。
シャーシにセロハンテープで貼り付け。
カッターと定規で罫書き線を入れる。
現物合わせで部品の干渉が無いかチェック。
ここで、2個所の干渉があることが判明。
(1) ヒューズと平ラグのアンプ基板(致命的)
アンプ基板をずらすしかないかな?
(2)電源スイッチとゴム足を取り付けるネジ
これもずらすしかないが、そうするとICアンプ基板が取り付けられなくなる。
とにかく現物合わせでやるしかないが、そうすると試作機をバラさなければならなくなる。しばらく聴けなくなるけどやむを得ない。
今後の進捗はどうなるのか? なかなか進まないから、わからないなあ。
(2009.9.10追記)
結局、部品の干渉を避けるため、少々配置を変更した。
・ヒューズと平ラグのアンプ基板の干渉は、平ラグを移動。
・電源スイッチとゴム足のネジの干渉は、ゴム足を接着剤でくっつけることにした。
・電源基板の抵抗51Ω5Wと電源トランスが干渉するので、電源基板を移動。
変更した個所は赤線で示してある。 現物チェックを行ったからもう大丈夫だとは思うが、また出てきたらその時考えれば良いだろう。 変更した穴開け図を以下に示す。