またまた真空管オーディオから外れるがご容赦m(_ _)m たぶんこれが最後だろう。
D級アンプをケースに組み込んでみた。使ったのはTAKACHIのYM-150、W150×D100×H40だ。アンプ基板の小ささにつられて小さなケースを選んでしまうと実装に苦労するし、どうせまた後でいじるのだろうから、大きめにした。
電源ジャックのところに電解コンデンサ、MUSEの470μFを入れた。説明書を読むと、電源に入れるコンデンサで音が変わる、と書いてある。基板のコンデンサを取り替えるのは大変だし、後付けで並列にすれば、そのコンデンサ特有の音色が薄らぐだろうと思う。何故MUSEなのかは、何げに手持ちのジャンクを漁ったら出てきただけのこと。
フタをして、前から撮った画像。何も変哲のないアンプの顔。LEDに12Vのを使ったら、電源が15Vなので結構明るい。何となく目がいってしまう。抵抗を入れて暗くしたほうが良いだろう。
後ろから撮った画像。ありゃりゃピンぼけ(笑)。スピーカー端子がでかく見える。
クロックはデフォルトの670KHz±7%に戻した。私の駄耳では違いがわからないから。ゲインは29.6dB(30.2倍)にしてある。入力ボリュームをMAXにするとシューッというノイズが増えるので、ちょい手前で使っている。ラインアンプを使用しているので、これでOK。
TAKACHIのケースは奥澤で787円だった。ACアダプタは秋月で15V1.6Aのものが1,000円。D級アンプは2,000円。LEDが170円。後は手持ちの部品を使ったから、合計3,957円。4,000円弱でできてしまった。これでかなりの高音質が得られるのだから、大したものだ。
ちなみに、"MAX9704"で検索をかけると、製作例がわんさか出てくる。オーディオの単独使用なら問題は少ないが、FMラジオへの影響があるらしい。出力にノイズフィルタをつけたほうが良いかもしれない。