6N1Pppアンプの進捗。12/27にようやく配線完了。段階的にチェックしながら配線していったおかげで、今回も一発動作させることができた。
電圧チェックでは、トランジスタを選別したおかげか、左右チャンネル、プッシュプルの上下間で電圧が揃っており気持ちよい。
これは配線中の画像。さらに配線が多くなってぐちゃぐちゃしてしまい、どうも見栄えがしない。
簡単に特性を測ってみた。実験機に対して回路変更したのは出力トランスOPT-5PのP1とP2を入れ替え、2次側の0Ω側をアースしたくらい。後は回路の抵抗値が微妙に変わっているが、影響は少ないだろう。
電源トランスを内蔵したため残留ノイズが心配だったが、わずかな増加に留めることができた。周波数特性の高域が伸びているのは何故だろう。利得もDFも少し増えている。これはトランジスタを選別したためだろうか。
試聴した結果は、実験機と変わらない感じを受けた。低音がよく出るので心地よい。これは本アンプの特徴だろう。
ボリュームを最大に上げると、Lchからのノイズが増えるのは何故だろう。Rchはあまり増えないが、やはりノイズが増加している。おそらくGNDの取り回しが原因と思われるが、聴取位置では全く聞こえないので許容範囲か。