Sentinelラジオのキャビネット補修その後。
キャビネットはつや消し「アースカラー」で5回塗装した。乾いたら文字入れだ。レトルトカレーの入っていた紙箱をハサミで短冊状にし、先端は斜めにカットしてヘラの代用にする。金色の水性塗料を文字の窪みに入れる。はみ出した塗料は水で濡らしたボロ布(下着のシャツとか)で拭き取る。
塗料を入れ終わったところ。文字周辺が拭き取りきれなかった金色で滲んでいる。塗料が乾いた後で、ボロ布にコンパウンドを塗ってそれをやさしく研磨する。研磨したところがテカるので、キャビネット全体をクリアのつや消しスプレーで塗装しておしまい。
完了したのが上の画像。初めての文字入れにしては上出来ではないかな。
続いてダイアルとツマミを研磨する。これはボロ布とコンパウンドでひたすら磨くだけ。
出来上がりが上の画像。この後ダイアルは表面の酸化防止にクリアのつやありスプレーで塗装した。
秋葉原に出かけて、補修部品を買ってきた。電源コードは茶色のが無かったので、キャビネットに合わせて白のものにした。アメリカの真空管ラジオには何故かヒューズがついていないので、線間ヒューズを入れることにした。
コンデンサはアクロス・ザ・ライン用のものは仕方ないとして、アキシャルリードのものが欲しい。海神無線でEROのメタライズドポリエステルフィルムコンデンサ(長い!)を購入。電源平滑用のコンデンサはダイナマイト型のものが欲しいが、日本では手に入らないのでとりあえずラジアルリードの電解コンデンサを購入した。いずれAESからダイナマイト型のを購入する予定だが、シャーシ内で見えないからラジアルリードのものでもいいか。