おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6N6P直結パラシングルアンプ・シャーシ加工

今回は6N6P直結パラシングルアンプのシャーシ加工。

 

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一番面倒な電源トランスの角穴からスタート。まず、ドリルで角に穴を開け、ステップドリルで10mmφまで広げる。その穴にコッピングソーの刃を突っ込んでギーコギコ。フリーウェイの名前が示すとおり、どの方向にも切れるが、真っ直ぐ切るのが難しい。ナメクジが這ったようになってしまう。要は慣れだろうか。切れたら、今度は平ヤスリで削って寸法穴に合わせる。ここまでで一仕事。

 

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電源トランス、ACインレット、ロッカースイッチの角穴が開いたところ。角穴はこれで完了。

 

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全ての穴開けが終わったところ。放熱穴は部品取り付け後でも直接見えるため、極力位置がずれないように注意していたが、一番初めに開けた右側の放熱穴がずれてしまっているのがわかる。

 

十字になったけがき線の中央にくぼみを付けるには、私はキリを使っている。センターポンチは、私にはなぜか真ん中に打てず、ずれてしまう確率が高いからだ。次に3.2mmのドリルで穴を開けてみたが、0.5mm位簡単にずれてしまう。そこで2mmのドリルでまず穴を開け、3.2mmに広げてみると、ずれる割合は少なくなった。

 

それでもずれてしまったら、丸ヤスリで削って合わせる。次はステップドリルで必要な穴寸法まで広げる、といった具合だ。穴開けの時間はたいしてかからないが、位置合わせとずれの修正に時間がかかって仕方がない。

 

沢山の放熱穴を開けるのは、さすがにめげるね。あと何個、って数えること数日。穴開けスタートから5日かかって完了。

 

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これはステップドリルで穴を広げているところ。こういう画像って、ネットで探してもなかなか見つからない。この時は下に台を置かずにやっているが、シャーシが安定しないので、後で手頃な板を見つけてきて下敷きとして使った。そのほうが断然良い。

 

なにしろ電動工具の経験が乏しいので、識者の方がこれを見たら、このようにしたほうが良い、という点はいくつも見つけられるだろうと思う。

 

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ホームセンターで木ぎれを買い、必要な寸法にカットしてもらった。サイドウッドが付くとこんな感じになる。

 

これからはシャーシの塗装と、木の加工及び塗装だ。まだまだ大変だあ。