おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6N6P直結パラシングルアンプ・レイアウト設計

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結局、レイアウトはぺるけ氏のミニワッターと同じコンセプトとした(サルまねだー)。但し、出力トランスは上の画像に対し90°回転して電源トランスから遠ざけるようにした。なお、上の画像は右側にトランス類を置いているが、電源スイッチを左にしたいから、左側にトランス類を並べることにした。

 

シャーシはどのようなものを使おうか。やはりアルミ弁当箱を使おう。サイズからして縦300mm×横170mm×高さ50mm。ということで、奥澤のO-45にした。これは板厚が1.5mmもある。1mmのぺなぺなシャーシに慣れているのに何を血迷ったのか。理由はね、高さを50mm程度に抑えたかったんだよ。わかるでしょ。MT管で60mmの高さのシャーシを使ってしまうと、よけいにMT管が低く見えてしまうからだ。

 

今回もシャーシレイアウトにCADを使った。以前から使っているSakraCadだ。業界標準???のjwcadに比べ、Windowsライクな操作性で馴染みやすい。

 

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で、出来たのが上記の画像。画像を小さくすると線がつぶれて見えなくなってしまうので、そのままのサイズで出力してある。デカイがご容赦。放熱穴をたくさん書き入れてあるのは、直結アンプでカソード抵抗がかなり発熱すること、また電源基板の放熱を考えている。なにしろ電動ドリルが使えるので、小穴を開けてステップドリルで穴を大きくしていけばいくつでも放熱穴が作れるからだ。

 

ここで悪魔のささやきが。これに寸法図を書き入れて外注してしまえば、穴開けの済んだシャーシが手に入るのだ。たぶん、これにかかるお金は3福沢諭吉程度だと思う。納期は10日から2週間か。穴開けに伴う肉体的疲労や、加工時の騒音から完全に逃れられる・・・・・でも、外注はせず自分で加工することにした。作業台と電動ドリル買っちゃったもんね。せっかく買ったのにやっぱり使ってみたいからね。

 

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これは、作図したものをプリンタに出力し、実際に部品を並べて干渉しないかどうかを調べているところ。立ラグは、こんなにびっしりにするつもりはないけれど、そうなったと想定してMTソケットの間隔を決めている。

 

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次に、プリンタ出力した紙をシャーシに貼り付けて、罫書き線を入れる。これにはカッターと定規を使う。かなり正確に罫書き線が入れられる。

 

今回はここまで。次回はシャーシ加工だ。