よく考えてみたら、6N6P直結パラシングルアンプのキックオフは4月6日だから、まだ1ヶ月も経っていない。私の製作ペースとしては驚異的なハイペース(笑)。失速しないといいけど。
このアンプは試作をしていないので、音質の確認ができていない。だから、完成したとしてもこのアンプの音質を気に入るかどうかはわからない。出力トランスのOPT-5S(OPT-5SRではない)は自分としては気に入っているので、もし気に入らなかったら別の真空管に変更するという手がある。その点、シャーシを作ってしまえばある程度汎用性が見込まれるので、なんとかなるだろうと思うのだが。。。
さて、製作自体は終盤にさしかかっている。上の画像は、場所を取るコンデンサを配置して実体配線図の検討をしているところ。これに至るまでに2度ほど変更した。注意するのは、セメント抵抗が電解コンデンサを炙らないようにすること、信号の流れが素直になるようにすること。GNDはソケットのセンターピンの上にアース母線を張る。
塗装が乾いたようなので、サイドウッドを取り付けて組み立てを行ったところ。せっかくなので真空管を挿してどんな感じになるのか確かめてみた。電源基板の放熱穴が妙に目立つが、実際は奥になるのでそんなに気にならないだろう。
この組み立て時によく傷つけちゃったりして意気消沈することがあるが、今回は慎重にやったせいか大丈夫のようだ。メーカー組み立て品じゃないからそんなに気にすることはないと思う。でもやっぱり不注意は避けたいね。
配線前のアンプ内部の画像を公開。このアンプ内部の写真を撮る方法を、某掲示板で相談した。古いコンデジを使っているせいもあるが、周辺部がピンぼけになってしまうのだ。絞り優先で撮れるといいんだけどね。曇天の日の屋外で撮影すると良い、というアドバイスを頂いたので、やってみたのがこんな感じになった。無塗装のアルミに露出が合って、部品が暗くなってしまうので、露出補正をしている。
今後の予定は配線と抵抗・容量の部品取り付けだ。一発で動作するといいなあ。