おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

LPからのリッピング

いつもハードウェアのお堅い記事ばかりなので、たまにはソフトの話でも。

 

画像

ついポチッとしてしまったのはこのアルバム。CD2枚組で30曲も入っている。1曲100円だ。

 

なぜかというと、女性ボーカルでアンプの試聴に使える音源が欲しかったんだ。

 

しばらく薬師丸ひろ子の歌声に浸ってしまった。探偵物語・すこしだけやさしく・セーラー服と機関銃などは自分の青春時代と重なるんだよね。ちなみに妻と薬師丸ひろ子は同い年だそうだ。

 

独特の透き通った声は現在でも変わらないのはさすが。映画「わさお」のテーマ曲「僕の宝物」を歌ってるとは知らなかった。

 

画像

じつは彼女のアルバム「古今集」のLPを持っていたりする。

 

画像

このアルバムには白いレコード、今で言うとボーナストラック?が入っていて、その中には上で紹介した3曲が収められている。

 

そこで、LPをリッピングして、CDと比べてみることにした。CDに焼いて比べるのではなく、なんちゃってPCオーディオのiTunesに取り込んでみた。歌物語のCDもリッピングしたので、同じソフト上で比べることができる。

 

聴き比べてみた結果は、記憶の中にある彼女の歌声はなぜかLPのほうが近かった。CDはイコライジングしているのだろうか。同じマスターテープ?を使用しているのに不思議だね。

 

妻はLPからリッピングしたほうが声が若いって言っていたけど、CDがリメイクされているわけではないだろう。

 

きっとレコードプレーヤーやカートリッジ、プリメインアンプなどが私の青春時代に使っていたものと同じだから、それらでイコライジングされた声が記憶に焼きついているのだろうと思う。

 

今回やってみてわかったことは、安物のUSBオーディオインターフェースを使っても、遜色なくLPをデジタルで取り込めるということ。たぶん、カートリッジやプリメインアンプのイコライザーで着色された音を取り込んでいるんだろうけれど、心配したほど劣化が少ない感じだ。