梅雨明けして毎日暑い日が続いている。部屋の中はエアコンが効いているが、窓その他からの輻射熱があってやっぱり暑い。
いっそのこと涼しくなる10月まで真空管オーディオは夏休み!のほうがいいかなあ。その後再開しなければオーディオにかけるお金も必要ないし…
さて、タイトルにあるように、電源トランスが…なのである。いつも順調とは限らない。今回は失敗談だ。
手持ちの電源トランスは東栄のZT-03ESのはず、であった。ところが確認してみるとZT-03S。何と220Vまでしかない。240Vのはずが220V。うーむ、困った。
220Vで再設計せねばなるまい。71Aの動作点は同じにしてつじつまを合わせよう。
で、むりやり220Vで設計変更した。変わったのは電源トランスとR4だけ。71Aのグリッドが45Vと、大分低くなってしまった。これならカスコードでなくても大丈夫ではないかしらん?
こんなのでちゃんと動くのだろうか。もしやっぱり+B電圧が不足だったら、スイッチング電源24V0.5Aのでかさ上げでもしようかな?抵抗R4が直並列のヘンなのになっているのは、部品購入後にミスが発覚したからだ。
はなしは逸れるが、平ラグって英語で何というんだろうね?ちなみに立ラグは"terminal strip"というらしいが、この中に平ラグも含まれるのだろうか。そもそも日本で売ってる平ラグって、日本独自のもの?海外では同一形状のものが見つからないし…
暑くてハンダゴテを握るのがはばかられる。パソコン相手にこんなのを作ってみた。果たしてこのとおりに作れるのだろうか?
これは電源部。カスコードTr用のベース電圧+6.2Vも一緒に入っている。
これはアンプ部。NFB抵抗R5の場所もしっかり確保。 なお、71Aカソードについている抵抗R4とコンデンサC3は、立ラグでソケット付近に配置するつもり。