おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ミニワッター・71Aシングルアンプ・組立開始

台風一過、急に涼しくなった。急に気温が10℃位下がったので夜は寒いくらいだ。チャンス!とばかりに71Aシングルアンプの組立を進めてみた。

 

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これは電源部の基板。先日作った実体図を元に、実際に部品を配置したものを並べた。無理なく収まった。なお、R6の100KΩは半固定抵抗にして電圧を調整できるようにしてある。後日固定抵抗に交換する予定。

 

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こちらはアンプ部の基板。NFBの抵抗とコンデンサはまだ取り付けない。

 

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基板の裏側を見る。電源基板のジャンパー線は、ラグの内側を使っている。こうすると、基板に配線した時にジャンパー線が外れなくて良い。

 

今回は途中で急に気が変わってボリュームを取り付けないことにした。ライン・プリアンプで音量調節する。ボリュームのところに固定抵抗の47KΩを入れ、アンプ基板の裏側に取り付けた。もしアンプ基板を使いまわして本番機を製作する際には、この抵抗を取り外してボリュームを入れる。

 

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71Aフィラメント点火用のスイッチングアダプタ。内蔵するのではなく外側に取り付ける。使いまわしがきくようにアダプタ本体には手を加えない。

 

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実験アンプの上面。シャーシは昔作ったアンプを解体して再利用したものなので不要な穴がボコボコ開いている。

 

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シャーシ内部はこんなふうになっている。抵抗やコンデンサはこの他に71Aのカソードまわりだけなので、立ラグを追加してある。左右で立ラグの配置が異なるのは、アンプ基板と干渉するため。

 

後は結線作業が殆どなので、そんなに手間はかからないだろう。ここまでくれば、以降はスムーズに音出しまで進められるはずだ。