これを本来治具と呼ぶのかわからないけれど、フト思い立ったので作ってみた。 材料は、テストピンジャック(チップジャック)、みのむしクリップ、ICクリップの3種類と熱収縮チューブ、線材。
なぜこんなのを作ったのかというと、DMM(デジタルマルチメータ)のテスター棒を回路に当てて測定する時、今まではミノムシクリップ〜ミノムシクリップ、あるいはICクリップ〜ミノムシクリップでテスター棒に接続していた。
ミノムシクリップとテスター棒を接続するところが金属むき出しのため、ともするとシャーシとショートしそうになることがあり、かつてショートさせてしまったことがあった。
テストピンジャックでテスター棒に接続すれば、ショートの恐れは減るだろう。なおテストピンジャックの根元は金属むき出しのため、熱収縮チューブを被せてショートあるいは感電防止対策をしている。
ミノムシクリップとICクリップの2種類を作ったけど、使っていれば自然と使いやすいほうが決まってくるはず。
実際の測定はこのようにする。テスター棒で被測定個所を押さえたままDMMを見て、テスター棒を滑らせてバチッ!ってことがない。またICクリップでは、仮に外れたとしても先の金属が引っ込んでくれるのでショート事故を起こすことがない。
私の使っているDMMは、本体から直接リードが生えているタイプなのでテストピンジャックが必要だが、テスター棒がバナナ端子で接続されるタイプならバナナプラグ〜ICクリップ、あるいはバナナプラグ〜ミノムシクリップの治具を作っておけば重宝するだろう。
おまけ。サンエイ電機の2012年5月〜6月営業予定。営業時間が見えないのはご容赦。