ちょこっとだけやった45シングルアンプの進捗。
シャーシ内の実体配線図を作成した。とはいえ、抵抗やコンデンサの部品は記号で書いてあるだけだし、どことどこをつなぐかわかっている配線は記入してない。本当はどこを這わすかまで考えなければいけないんだけど、面倒でいつも行き当たりばったりになってしまう。
+B回路の平ラグのレイアウトも検討してある。配線を接続するラグの部分には極力CRなどのリードが来ないように配置したつもり。
初段の2SK170まわりの回路は6Pの立ラグで作ることにした。ラグのセンターピンはスペーサーでシャーシから浮かせてあるので、使ってしまっても問題ない。
真空管まわりの放熱穴の下にはカソード抵抗が来る。この抵抗は計5.6W消費するのでかなり熱くなる。
続いてGND配線図。立ラグの間に線を渡してGND母線とする。構造的には少し弱いが、力がかからなければ大丈夫だと思う。
電源トランスの350V-0V-350Vのうち、0Vと電解コンデンサのマイナスをつなぐ配線にはリプル電流が流れるので最短で結ぶ。リプルフィルタの基準点となるGNDをアース母線につなぐ。
6J5の1ピンはケースにつながっているのでGNDへ落とす。
こんなところでハムが出た!にはならないと思うが、6J5のカソードにはヒーターバイアスをかけてあるものの、実際にはどうなるかやってみないとわからない。