出力トランスケースは塗装の凸凹やへこみがあったので再塗装することにした。
これは右側のだけ塗装をはがしたのではなく、プラサフを塗布してから#2000のペーパーで水研ぎをした状態。
黒のつや消しスプレーで塗装したところ。一番左のは電源トランスのカバーだが、色つやを合わせるために再塗装。
シャーシは整流管の向きを90度回転させた。正面から見るとガラスの中の電極が昼のネコの目のように細く見えてつまらないから。ソケット固定用のビス穴を広げて放熱穴としたので、右のと同じ5個並びとなっている。
#240の耐水ペーパーで荒らした後、洗剤で洗い、ガスレンジで水気を飛ばして乾燥させる。その後はプラサフを塗布。
上塗りはEL32シングルアンプと同じチョコレート色にしてみた。
本塗装は一気に仕上げてしまいたい衝動に駆られるが、我慢して日にちをかけて塗装した。表を2回、裏を2回塗り。野外での塗装なのでホコリとか湿気が多かったり、風が吹いていたりして綺麗な仕上がりにはならないが、シロートのDIYなので程々に。
当初はツヤありにしようと考えていたのだが、一部だけにスプレーすると周辺がツヤ消しになってしまう。どうもうまくいかないのでツヤ消しクリアを吹いて全体をツヤ消しにしてしまうことにした。
現状、ツヤの状態が少しまばらになった状態なのだが、これで我慢しよう。塗装がなかなか乾かないから、赤外線ヒーターで簡易焼き付けをした。普段使ってない部屋だから、暑くても支障がない。
ブロック電解コンデンサのバンドやネジの頭もぬかりなく塗装した。これでしばらくの乾燥に入る。