おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6N6Pパラシングルアンプ・フェイスリフト

6N6Pパラシングルアンプとしては久しぶりの更新となる。

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フロントパネルをフェイスリフトしてみた。いや、フェイスリフトというのはクルマ関係の用語なのだが、あえて真空管アンプでも使わせてもらおう。

 

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作った当初はあまり気にもかけなかったのだが、アンプの正面からアルミの端処理したところが見えてしまっていた。ちゃんとしたフロントパネルをつけようと思いつつ、数年経ってしまった。

 

ところがとある掲示板にて、フロントパネルにアクリル板を取り付けた方がいて、いいなあ、と思った。

 

でも自分でアクリル板を加工すると、端処理がいかにもシロートのごとく、みっともなくなってしまう。そこで調べてみるとあるんだね、カットしてくれる店が。

 

色はブラウンのスモーク(押出し)にした。指定寸法にカット、端を磨き処理、ロッカースイッチとボリュームの穴開けをお願いした。代金は加工費込みで705円(送料別)だった。

 

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確か1週間くらいで届いたと思う(画像左側)。早速アンプにあてがってみると、サイドウッドが邪魔をして取り付けできない。シャーシの横幅は170mmのはずなのだが、実際はもう少し狭くできているのだ。

 

せっかく磨き処理してもらったのだが仕方ない。端を棒ヤスリで削ることにした。サイドウッドと接するから、その気で見ないとわからないので良しとする。

 

ロッカースイッチは前面から止めるようになっているので配線を一旦外す。ボリュームのナットを外してみたら、アクリル板の厚みがあって再び取り付けることができない。

 

ボリュームシャフトのシャーシ内についていたナットを外すためには配線を外さなければならない。簡単にできると思っていたのだが、大がかりになってしまった。

 

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アクリル板は棒ヤスリでガリゴリやっていたら出来た。アクリル板をロッカースイッチで挟み込むようにして、ボリュームにナットを取り付けたら完成。

 

人間がサングラスをかけたら視線がわからなくなるように、アルミの端面がわかりにくくなったと思う。前よりは見映えが良くなったでしょ?

 

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フェイスリフトを行ったついでに銘板を取り付けることにした(画像右側)。リプルフィルタFET用の放熱穴が真空管用の放熱穴に対して縦と横に走っていて変に見える、というのは製作当初からわかっていた。リプルフィルタの発熱は大したことはないので、ふさいでしまっても構わない。

 

手持ちのアルミ板を50mm×60mmにカットしてスチールグレーのスプレーで塗装。白のインスタントレタリングで"6N6P PARASINGLE AMPLIFIER"と入れた。字が左側に寄ってしまったが、仕方ないね。下手くそだから。うーむ。

 

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こちらは両面テープでペタッと貼り付けておしまい。どうかなあ?