10EW7シングルアンプの進捗。またもや突貫工事で一気に作ってしまった。年内に音出しできたら、との思いである。
ケース加工はいつものようにやったが、ケースは底板とカバーをネジで止めた状態にすると強度が増して加工しやすい。
電源スイッチは今回もミヤマのDS060KSLRを使った。でもパネルの加工図を見たら回り止めはあるし、穴開け寸法が20.4mmという半端な値になっている。18mmのシャーシパンチで開けた後、現物合わせでやったのだがスイッチの回り止めが面倒なので削ってしまった。
いきなり組み立て完了の画像。なぜかOPTがケース内に収まっている。実は発想を変えて、シャーシ上に高圧スイッチング電源を組み付けるようにしたのだ。そのほうがノイズ防止になるかな、と思って。
OPTの固定ネジには菊ワッシャを入れた。そうしないとケースとOPTの金属カバーの導通が取れなかった。
15Ω5Wのセメント抵抗はOPTの間に押し込むんじゃなくてケースの中央に配置したほうが良かったと思う。左右チャンネルのOPTはクロストークを気にしてなるべく離すようにした。
カップリングコンデンサはJantzen Audioのフィルム、0.22μF400Vにした。これは海神無線で1個230円だった。自分としては奢ったつもり。
ケース上面。高圧スイッチング電源とノイズフィルタ、LCによる出力のフィルタなどが収まっている。画像では見え難いが+BとGND配線にはフェライトコアが入れてある。基板や立ラグの固定にはスペーサーを使い、瞬間接着剤で止めた。一応基板類はネジで取り外し可能にしてある。
動作確認は次回。