おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ラジオでネットラジオ・その1

先日まで真空管アンプの音質が云々などと騒いでいたのに、今度はラジオの話題である。久しぶりだなあ。

 

しかも今回はエレクトロニクス工作に関する記事なのだ。あっちにフラフラこっちにフラフラ。トランス式DACの記事ををご希望の方、ご勘弁のほどを。

 

さて、AM放送がFM化を検討しているという。となると世の中に数多あるAMラジオはどうなってしまうのか? ではネットラジオをAMトランスミッターで飛ばしてAMラジオで受信したら、という話を某掲示板でしたら、製品はどんなものがあるか、という質問があった。

 

検索してみると、案外見つからないものである。それなら自分で作ってみようか。AMトランスミッターなら初歩のラジオに記事があったよなーと思いつつ探してみたら、「ワイヤレス式 1石 電話アダプター」というのがあった。

 

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泉弘志さんの記事である。左端が切れてしまって申し訳ない。こんな簡単な回路で大丈夫なのかな? まあ試しにやってみようか。

 

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ということで、回路図を起こしてみた。2SC372は手持ちの2SC1815で代用する。とりあえずパソコンのヘッドホン出力を利用して、ステレオをモノ化して電波を飛ばす。部品でネックとなるのが発振コイルだろう。

 

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左下に見える発振コイルはNo.88コイルといい、豆コイルなどと呼ばれている。なんと今でもシオヤ無線で売っているのだ。

 

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ついでに1.5Vの豆電球はありますか?と聞いたらあったのでブラケットと共に購入。上の画像は豆電球を光らせているところ。電球の明るさで乾電池の残量チェックができる。