おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ロクタル管スーパー・鳴った!

ロクタル管スーパーの配線をスタート。

 

シャーシを裏返しにするとガタガタするので、OPTに006Pの乾電池をはさんで安定させた。トランスレスラジオだから重い部品はOPTしかない。それ自体も軽いから、触るとシャーシが動いてしまう。

 

配線はヒーターから始めた。これは難なく終了。ボリューム周りが狭いので先に配線とCR部品の取り付けを済ませてしまう。他は配線主体だがシャーシ奥からやっていくという方法にした。

 

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これは配線中のようす。IFTと真空管ソケットのピンをつなぐ赤と黄色の配線が最短になるようにするのが良い。本当なら真空管の間にIFTを挟むのだがルックス優先で真空管を並べているので少し長めになっている。

 

配線が完了したら続いてCR部品を取り付ける。アンテナコイルとACプラグの配線は最後にした。

 

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これで全て完了。配線チェックはシングル。もし間違っていてもラジオだから大丈夫だろうという、いい加減な判断。

 

真空管を挿し込み、アンテナを取り付けて電源をオン。すぐに+B電圧を確認。

 

ザーッという雑音がしたのでダイアルを回すといきなり受信できた。一発動作OKだ。 IFTやパディングコンデンサを調整する前だから全く受信できないと思っていたが、意外とちゃんと鳴るものなのだね。

 

各部の電圧を測定して、問題ない(と思う)ことを確認。

 

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続いて調整を行う。455KHzの発振器(1KHzの変調付き)をアンテナ端子に接続してIFTの調整。単にSP端子へミリボルをつないで針が最大に振れるようにした。

 

IFT-Bの上側調整ネジが飛び出した状態で最大音量となるが変かなあ?よくわからない。

 

続いてパディングコンデンサを締めてNHK第一放送が受信できるようにした。これでとりあえず受信できるようになったが、感度が最大になっているかどうかわからない。

 

バリコンの羽の位置で発振するとか、発振気味であるとかは一切なかった。安定に受信できているみたいだ。