前回の続き。
DACの出力に33KΩ×2のアッテネータを入れてみた。
アタマがボケていたのだろう、見事に誤配線(笑)。これではアッテネータにならない。
これが正解。ラインアンプにつなぎ、CDプレーヤーとの音量差を比べてみると少し大きいものの、許容範囲か。聴いた感じは問題なしといったところ。
特性は以下のとおり。
・出力電圧:0.84V(0dBFS)
・残留ノイズ:0.07mV(Lch,Rch)
・2次側負荷:9.4KΩ
CDプレーヤーの0.632Vに比べると出力電圧が高いが、これはラインアンプの負荷がないため。残留ノイズはアッテネータを入れる前が0.19mVだったから、かなり減少した。
周波数特性は上記のようになった。問題なし。
LPF後にライントランスで昇圧してアッテネータを入れるなんてナンセンスな気がするが、LPF後でも残留ノイズは0.29mV(過去の実験結果より)あったし、トランスのノイズ抑制効果はかなりあるものと思う。