SG-205シングルアンプのシャーシなのだが、つい魔が差してしまった。一度加工依頼してみたかったんだよ。実を言うと2度目なのだが。
シャーシ加工図に寸法を入れるだけでやってもらえる。加工時の騒音が無い(当たり前)。角穴をギコギコやる必要もない。後で好みの色に塗装するだけ。
寸法を入れた図面をお店に持ち込み、見積り依頼をした。シャーシと裏蓋の加工図を見せる。
図面を見て3秒、「あーいいですね。」
(そんなに早くわかるの? でも相手はプロだし。)
「1台だけの試作だと料金がかかっちゃうんですけど、1万円でどうですか?」
大体予想したとおりだったので、OKと答える。
「納期はいま立て込んでいましてね、2週間くらいかかるんですがいいですか?」 (DigFi特別付録用アルミシャーシのことだな)
「それで構いません。」
別に急いでいるわけではないし。 見積りに数日かかると思っていたのでお金の手持ちがない。半分だけ払って残りは受け取り時に払うことにした。
図面は上記のとおり。既存の製品への追加工だから、穴開け以外の細かい指定が不要。何か不明な点があったら電話がかかってくるだろう。たとえ間違っていてもアルミだから修正は容易だ。
裏蓋の加工図。実は17JZ8 CSPPアンプと全く同じ。寸法を入れるだけで完了。
自作アンプのシャーシ加工は自分でするものである、という既成概念があるけれど、誰がやるかの違いであって必ずしも自分でやらなければならないという決まりはない。