おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

SG-205シングルアンプ・レイアウト設計

段々暑くなってきた。梅雨に入ったというのに良い天気の日が続いている。この時期に雨がちゃんと降ってもらわないと夏場の渇水が心配だ。

 

さて、SG-205シングルアンプのほうはぼちぼち進んでいる。71Aシングルアンプのように今回も平ラグを使うので、何Pなら良いのか検討する必要がある。

 

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見づらいけど、それぞれの回路を平ラグにレイアウトしてみた。注意するのは発熱する部品はリードを介しても放熱するので長めにするということと、発熱する部品と熱に弱い部品は離すこと。発熱する部品によって暖められた空気は上へ行くので、その方向に熱に弱い部品を配置しないこと。

 

リプルフィルタのFETは直接シャーシに取り付ける。500Vかかるけど大丈夫かな? SG-205のカソード抵抗やカソード〜+Bの電解コンデンサは、平ラグではなく立ラグに配置することにした。

 

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平ラグ及び立ラグが決まったので、シャーシのレイアウトをしてみた。シャーシは奥澤のO-45、W300×D170×H50、t1.5を考えているが在庫あるかな?

 

いつものようにCADツールにはSakraCadを使用。画像をクリックするとでかくなるのでご注意。縮小すると見えなくなってしまう。

 

5VのACアダプターをどこに置こうか迷ったが、+B電源回路の両脇に仮配置。これは高周波ノイズをばら撒くので注意が必要。SG-205フィラメントのソフトスタート回路は、フロントパネルの裏側に貼り付けボスで取り付ける。

 

本来電源トランスとOPTを斜め配置にするとハムの誘導があって良くないが、ルックス優先でこのようにした。ちなみに残留ノイズは0.1mV程度増える。

 

こういうシンメトリーな配置にするとAC100Vラインがぐるりと配線されるが、まあ何とかなるだろう。入力のシールド線とAC100Vラインが交差するけど気にしないことにする。入力までシンメトリーにこだわると、大きなGNDループができてしまう。