おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ボリューム付トランス式DAC・バラックで試聴

入手したトランスを、手持ちの測定器を駆使してトランス式DACを作るシリーズ、その3。前回はこちら

 

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左右チャンネル分をバラックで作って試聴する。上にちょこっと写っているのはタムラのTpAs-203を使ったトランス式DAC

 

それぞれのトランスにおける低域の周波数特性が違うわけだけど、試聴する限りにおいては、私の駄耳では全く区別がつかない。元々音量を上げることが少なく、大体画像のツマミの位置が通常使う最大音量なので、コアの飽和領域?にかかることは無いと思われる。

 

我が家においては実用上十分と判断できる。

 

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というわけで、ケースに組み込むことにして足らない部品を購入。よくやるねー。左下の金属スペーサーは使うかどうか未定。貼り付けボスがボリュームと干渉するようならこちらを採用する。

 

ケースはTAKACHIのHEN110312Sにした。これはタムラトランス版と同一寸法。内寸は実測で27.3〜27.5mmだった。ボリュームのALPS RK27シリーズを横倒しにすると高さが27mmとなり、ぎりぎりだが収まるはず。

 

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これは千石電商の3mmφ緑色LED、L-7104GDでVf=2.0〜2.5V。AKI.DAC-U2704基板上に実装された青色チップLEDと並列にすると、こっちのほうがVfが低いので光る。青色LEDはVfが3V以上あるので光らなくなる。

 

Vfが高いLEDを選んでしまうと、どちらが光るかはVf次第となるのでご注意。

 

(追記)

現在このトランス式DACにかかっている部品代を計算してみたら7,500円弱。DACにしてはむちゃくちゃ高いと見るか、この金額にしちゃ良い音が出ていると見るか。ケースに2,331円もかかってるから良い音が出てくれないと困っちゃうよ(笑)。

(追記ここまで)