再開した5A6 CSPPアンプのつづき。 実体配線図を描こうと思ったが、めんどくさい(笑)ので印刷したシャーシ内部の写真に端子名だけ記入して配線を再スタート。
配線が完了したところにマーカーで印をつけていく。少し進んだ?
シャーシ内部はこんなふうになっている。OPTの配線がまだなので、未結線がたくさんある感じ。
電源基板の配線が済んだので、この段階で電圧を確認する。AC102Vのときに+Bは289V、10Vツェナーのところが10.2V、-Cが-4.6Vだった。+Bは200*1.4=280Vで電流を流していないから高めに出ている。-Cはツェナーに電流を流しているので電圧が生じている。ということでOK。
電源を切ると+Bはツェナーの10Vまで落ちるがそれ以上は下がらなくなる。そこで低抵抗をつないで電圧を下げる。でも抵抗を外すと電解コンデンサの再起電圧により少しずつ電圧が現れてくる。完全に0Vにすることはできない。
ちまちま作業を続けて回路図のマーキングが完了したところ。
シャーシ内部。OPTの配線が長すぎてとぐろを巻いているが、本番機では短くするつもり。慎重に作業しているから時間がかかる。いきなり魔法のようにできちゃうわけじゃないよ。
さて、これから配線チェックして動作確認にはいるが、いままで作ってきたアンプのうち最初に動作NGだったのは17JZ8 CSPPアンプしかない。原因はOPTのバイファイラ巻線が低抵抗ショートしていたためで、誤配線ではなかった。
あとは7C5ラインアンプが当初電源投入でヒューズが切れるということがあった。これはヒューズのアンペア数を上げたら大丈夫だったので、動作NGに入らないかもしれない。
OPTのバイファイラ巻線ショートでは痛い目に遭っているから、今回はテスターで絶縁を確認しておいた。
さて、今回は一発動作するだろうか?