アキバへ出かけてケースとパーツを購入。歪率測定用、NJM4580DDアンプの穴開けをする。順調に終わるはずが、うっかり電源スイッチの穴を開け忘れた。
どうせなら電源が入っていることがわかるようにLEDを付けることにした。オンしっぱなしにしてしまい、いざ測定する時に電池がなくなっていたらがっかりするからね。
LEDはDC9Vで4.7KΩを直列に入れたら1.6mA流れて明るさが丁度良い感じ。電源スイッチとLEDの穴を追加工して完了。
続いて部品を取りつけて配線を行う。ボリュームの筐体へのハンダがつきにくいが何とかくっついた。ところがLEDの配線を間違えてGNDに接続してしまった。電池のマイナス側につなぎ直して完了。
回路図を上記に示す。ボリューム(VR2)の微調整を付けたのは、アンプの出力が大きくなるとボリュームを絞るのがクリティカルになるから。VR1をAカーブにしてVR2無しでも良かったかもしれない。
完成したNJM4580DDアンプの中身。ボリュームの筐体を通じてケースアースとしている。
上面から。手書き文字がフニャフニャだあ(笑)。アルコールで消して再度書けばいいんだけど。
左側面、入力と出力。
右側面、電源スイッチ。LEDはケースに穴を開けて突っ込んだだけ。
アンプ単体で特性を測定してみた。消費電流は5.6mA。利得は4.95倍(1KHz・出力1V)。周波数特性は10Hz(-0.1dB)〜700KHz(-3dB)。残留ノイズは約0.06mV。出力のオフセットは+4.6mVだった。
周波数特性。すこし波打っているが、10KHzで-0.26dBといったところ。
後は再生レベル調整用のボリュームボックスを作り、実際に歪率測定を行って評価を行う予定。