CREATIVEのSOUND BLASTERを用いた歪率測定の続き。
WaveGene・WaveSpectraを用いた歪率測定プロジェクト(笑)もいよいよ大詰め。新しく製作した測定治具、歪率測定用アンプと再生レベル調整用ボリュームボックスを使用しての歪率測定だ。
[ハードウェア]
・PC Lenovo SL510 OS:Windows 7 Home Premium SP1 RAM:2GB
・USB Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD
・ミリボル LEADER LMV-181B
・歪率測定用アンプ(自作)
・再生レベル調整用ボリュームボックス(自作)
・アンプ測定治具(自作)
[PCの設定]
・再生タブ、スピーカー USB Sound Blaster HDのプロパティ
レベルを最大に、詳細で16ビット、48000Hz(DVDの音質)
・録音タブ、ライン入力 USB Sound Blaster HDのプロパティ
レベルを最大に、
詳細で2チャネル、24ビット、96000Hz(スタジオの音質)
[WaveGeneの設定]
・周波数設定で右クリック、FFT用に最適化
・アッテネータは-1dB
・再生デバイスはドライバ:MME、EXTENSIBLEを使うにチェック
・再生:スピーカー(USB Sound Blaster H
・Volume最大にチェック [WaveSpectraの設定]
・FFTの窓関数はなし(矩形)にチェック
・再生/録音タブで ドライバ:MME、EXTENSIBLEを使うにチェック
Volume最大にチェック
再生 デバイス:スピーカー(USB Sound Blaster H
録音 デバイス:ライン入力(USB Sound Blaster H
フォーマット:96000s/s(1KHz・10KHzの測定)、48000s/s(100Hzの測定)、24bit Stereo
始めにループバックによる歪率測定。Sound BlasterのLINE INに歪率測定用アンプ、LINE OUTに再生レベル調整用ボリュームボックス(レベル最大)を入れている。
測定風景。いくぶんシンプルになったかな?
17JZ8 CSPPアンプのRchの歪率特性を測定してみた。最低歪率は0.012%(100Hz)、0.014%(1KHz)、0.020%(10KHz)となった。
これはLchの歪率特性。コンディションが悪く、最低歪率が下がっていない。
絶対値としては不明だが、それなりの値が得られているんじゃないかと思う。これ以上は、あらかじめ歪率特性がわかっているアンプで比較してみないと無理だ。
これからのアンプの歪率測定はこの環境でやろうと考えている。